虫散歩

ようこそ♪ 身近な虫やクモ、鳥などを探しながらの散歩日記です。
2010年春以前の記事は神奈川県、以降は愛知県での観察です。
<< September 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 >>
 
PR
RECENT COMMENT
PROFILE
RECOMMEND
日本のクモ 増補改訂版 (ネイチャーガイド)
日本のクモ 増補改訂版 (ネイチャーガイド) (JUGEMレビュー »)
新海 栄一
この本があったから、クモ探しが好きになりました。2017年2月に増補改訂版が出ました。
RECOMMEND
双眼鏡 PAPILIOII6.5×21 WF ポロプリズム 6.5倍 有効径21mm 62003
双眼鏡 PAPILIOII6.5×21 WF ポロプリズム 6.5倍 有効径21mm 62003 (JUGEMレビュー »)

虫も鳥も野球も、よく見える双眼鏡です。倍率も手ごろで、50cmから焦点が合うので、双眼鏡が初めての子どもでもすぐに使いこなせます。
RECOMMEND
クモの網―What a Wonderful Web! (INAX BOOKLET)
クモの網―What a Wonderful Web! (INAX BOOKLET) (JUGEMレビュー »)
船曳 和代,新海 明
クモの網標本の第一人者である船曳和代さんの本です。
標本の完成度もさることながら、イラストもわかりやすいし、研究者の新海先生のコメントもとても興味深いです。
RECOMMEND
虫の巣 (ずかん)
虫の巣 (ずかん) (JUGEMレビュー »)

うちの子たちが小さい時にこんな絵本があったら、楽しかったと思います。クモの住居も載っています。
RECOMMEND
さなぎ (ずかん)
さなぎ (ずかん) (JUGEMレビュー »)
鈴木 知之
観察や飼育をしていても、こんな風にさなぎの姿を目にすることは難しい。普段見えない部分を垣間見ることができる面白い図鑑だと思います。
MOBILE
qrcode
 
アズマヒキガエルが激減
 
近所の水たまりは、毎年アズマヒキガエルの卵でいっぱいになります。


それが、今年の春は卵の数が激減!
わが街のアズマヒキガエルもピンチのようです。


今日(2020.3.17)のアズマヒキガエルの卵塊。
ほんの一部分にあるだけ。
アズマヒキガエルの卵

水が濁っているのは、小さい子たちがザリガニ釣りをしたせいだと思います。
日にちを忘れましたが、今年の蛙合戦があってからずいぶん日が経っています。
何度も見に行きましたが、これ以上増えません。



アズマヒキガエルが名古屋市内では絶滅した地区もあると知ったのは、一昨年のイベントでのことでした。

言われてみると、確かに近所の水たまりも、わが子たちが小さかった頃は、水がオタマジャクシで真っ黒になってしまうほど、うじゃうじゃでした。

10年ぐらい前までは、夜カブトムシを捕りに雑木林に行くと、ヒキガエルがドサッ飛びのくのが不気味でした。

ここ数年クモの観察で夜中に雑木林に行っていますが、ヒキガエルに会うことはまったくありません。

みなさんご存知とは思いますが…、
アズマヒキガエルは、春先に結婚と産卵のために冬眠から覚めて水場に集まり、その後また眠りにつき、普段は雑木林の中で暮らしています。


イベントでのカエル調査の結果を知って、去年の春に見に行った時は、蛙合戦が賑やかでしたし、卵塊もたくさんあったので安心していたのですが…。


去年の春の様子を振り返ってみると…。

■2019.3.9.16:30

昼間に卵塊を見つけました。
この画面に入らないくらい、あちこちにありました。
アズマヒキガエルの卵

■同日21:30

蛙合戦をやっていないか確認に行きました。
水たまりに近づくとカエルたちの鳴き声が…。
近づいて光を当てると、おとなしくなって動きが止まってしまいました。
アズマヒキガエルの蛙合戦

かろうじて潜らないカエルも、じっとしたまま。
アズマヒキガエルの蛙合戦

こちらも、静止。
アズマヒキガエルの蛙合戦

こちらは、のしのしと雑木林に戻るアズマヒキガエル。
森に帰るアズマヒキガエル

同じ個体を背中から。
森に帰るアズマヒキガエル

■2019.3.23.16:30

オタマジャクシが生まれていました。
アズマヒキガエルの卵

拡大すると。
アズマヒキガエルのオタマジャクシ


この街に戻ってちょうど10年経ちました。
私が観察している場所の「見た目」はほとんど変わっていませんが、見つかる生きものはずいぶん変わりました。

建造物や道路、雑木林の植生、水場の水位などが変わらないのに、生物相が変わる理由は、気候変化や殺虫剤散布でしょうか。

現在は雑木林のすぐ横で大規模工事をやっていて、今後「見た目」も大きく変わる予定です。

なんだかおもしろくない気分でいっぱいになります。(愚痴)

こんなサイトがありました。
名古屋市におけるアズマヒキガエル分布の変遷


JUGEMテーマ:散歩




にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

コクロヒメテントウの幼虫とアリたち
  
ユキヤナギの枝先に集まるユキヤナギアブラムシにコクロヒメテントウの幼虫が来ていました。

2019年5月撮影。

■■ 5月10日 8時過ぎ

庭のユキヤナギにいたコクロヒメテントウの幼虫。
ユキヤナギアブラムシを捕食中のところをトビイロケアリに邪魔されていました。
コクロヒメテントウの幼虫とトビイロケアリ

ユキヤナギアブラムシを捕食中。
テントウムシの幼虫というよりも、カイガラムシに見えます。
カイガラムシに擬態して、アリから攻撃されないようにしているようです。
ユキヤナギアブラムシを捕食中のコクロヒメテントウの幼虫

庭のユキヤナギはアブラムシがほとんど来ておらず、コクロヒメテントウの幼虫はアリに押されがちでした。


■■ 5月13日 16時ごろ

公園のユキヤナギにいたコクロヒメテントウの幼虫。

クロオオアリが徘徊していましたが、構わずアブラムシを捕食中。
コクロヒメテントウの幼虫とクロオオアリ

アミメアリは集団で徘徊中。
コクロヒメテントウの幼虫とアミメアリ

クロオオアリよりはコクロヒメテントウの邪魔をしているようにも見えます。
コクロヒメテントウの幼虫とアミメアリ

この場所では、クロオオアリもアミメアリも、コクロヒメテントウの幼虫からアブラムシを守るよりも、甘露を探すことに忙しそうでした。



5月13日の動画はこちらです。




にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

サルスベリフクロカイガラムシとアミメアリ
   
アカメガシワの蜜腺に来るアリをのぞいていたら、サルスベリフクロカイガラムシがたくさん見つかりました。

9月25日19時撮影。

アカメガシワの蜜腺は夕方になると甘い蜜を出してアリたちが集まります。
見ていると、なにか白い物体が…。


蜜腺のそばにあった白い物体。カメラで撮って拡大すると、周辺に小さい虫の姿も。
サルスベリフクロカイガラムシ

見ていると、アミメアリたちが白い覆いを破り始めました。
サルスベリフクロカイガラムシとアミメアリ

こちらでも、アミメアリは蜜腺に行かずに白い覆いを破っています。
破られた部分から、中身が少し見えます。
卵が入っているのかと思ったら、左側には黒い触覚があるものが…。
ネットで調べてみると、成虫のようです。
サルスベリフクロカイガラムシとアミメアリ

ここでも破っています。
アリとカイガラムシの関係って、アリがカイガラムシから蜜をもらってガードしてあげるんじゃないの? 謎…。
サルスベリフクロカイガラムシとアミメアリ

葉っぱをめくってみると、茎にもカイガラムシが。
サルスベリフクロカイガラムシとアミメアリ

近くの葉っぱの裏には、白いろう物質がびっしり。
サルスベリフクロカイガラムシとアミメアリ


サギのねぐら入りを見に行った帰りがけに見つけました。
車で行かなければならない場所なので、あれ以来確認に行けていません。
冬はどうしているのかな?



★参考にさせていただいたサイト

サルスベリフクロカイガラムシ|東京23区内の虫 2

サルスベリフクロカイガラムシ|明石・神戸の虫 ときどきプランクトン

サルスベリフクロカイガラムシ|公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会


JUGEMテーマ:昆虫写真




にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

霧の朝のコクサグモの網
  
霧の上がった朝、外を見たらクモの網が水滴をまとってキラキラと光っていたので、撮影に行ってきました。

11月23日午前8時すぎに撮影。

観察は時々行っていたのに、忙しくてTwitterに上げるだけだったので、今頃になって備忘録のために書いています(^^ゞ



庭に張ったジョロウグモの網が光る様子に気がついたのは早い時間でしたが、ぐずぐずしている間に水滴が蒸発してしまっていました。

辺りを探してみると、コクサグモの網はまだ水滴がたくさん。
光る様子もきれいですが、水滴でコクサグモの網の構造がわかりやすかったので、たくさん撮ってみました。


■■ コクサグモの網

ハンカチを広げたようなコクサグモの棚網。
コクサグモの網

真上から見ると真四角。
コクサグモの網

上の網のシート部分。水滴が朝日に輝いています。
コクサグモの網_シート部分

これも同じ網の不規則網の部分。水滴で位置がよくわかります。
普段だと、この部分は肉眼では識別しにくいですね。
この不規則部分に獲物が引っかかって、下のシートで受け止めて捕獲する仕組み。
コクサグモの網_不規則網部分

こちらの網は、シート部分は真四角ではありません。
コクサグモの網

上の網のシート部分の端っこを拡大。
漠然とシートが広がっていると思っていましたが、シートの境界線はくっきりとしているのに気がつきました。
コクサグモの網

シートの下をのぞいてみると…。
シート網の下

この網は、コクサグモが表に陣取っていました。
コクサグモ

上の網、全体としてみるとこんな感じ。赤丸がクモの位置。
このクモはオスで、シートの下に作られてたトンネル部分にメスが隠れていると思われます。
繁殖シーズンになると、この表でオスが待ち受けるパターンが増えます。
クモがいた場所

おもしろいので、ほかのコクサグモの網も撮りました。

コクサグモの網

コクサグモの網

コクサグモの網

コクサグモの網


コクサグモの網は、一度張ったらあとはリフォームして規模をだんだん大きくしていく形式です。

夕方のぞきに行くと、せっせと糸を出しているコクサグモたちをよく見かけます。



■■ ジョロウグモの網

コクサグモの網は、日向のものもまだ水滴が残っていましたが、ジョロウグモは水滴のついた網はほとんど見つかりませんでした。

日陰にあって、まだ水滴がついていたジョロウグモの網。
ジョロウグモの網

張り直したばかりだと思われるジョロウグモの網。
ジョロウグモの網

上の網、拡大するとこんな感じ。
ジョロウグモの網


ジョロウグモは毎晩網を半分ずつ張り替えます。
ただ、雨だとか強風だとかで環境がよくない時は、円網部分をたたんでしまったり(破って自分で食べてしまう)、縦糸だけを残したりします。

この日のジョロウグモは網をたたんで夜を過ごし、朝になってから新しく網を張り直した個体が多かったようです。

水滴がついたままだった個体は、霧なのにぼやぼやしていて水滴だらけになってしまい、網をたたむにたためない状態だったのでしょう。(個人意見です)


JUGEMテーマ:昆虫写真




にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

近所のセアカゴケグモ
 
わが街はこの前の夏にセアカゴケグモが見つかりました。
それを受けて探しに行った記録です。


すぐにその辺りに殺虫剤の散布が行われましたが、特に効果もなく増えている様子です。

前から思っていましたが、わが街で定期的に大規模散布している殺虫剤は、クモには直接効果はないようです。
散布の翌日もジョロウグモたちはぴんぴんしています。

2019年9月、11月、2020年1月の記録です。


■■ 2019年9月4日

発見の報告を聞いてすぐに探しに出かけました。

緑地帯沿いの側溝をのぞいて、落ち葉の塊を開きます。
見つかった数頭はすでに駆除したということでしたが、一つだけ見つかりました。

成体のように見えますが、お腹がまだ膨らんでおらず、卵のうもなし。
図鑑で見るセアカゴケグモとはちょっと違う感じ。
セアカゴケグモ

手足を広げると、ヒメグモ科のクモにしては貫禄があります。
セアカゴケグモ

お腹の裏にも赤い砂時計の形の模様が。
セアカゴケグモ

この時見つけたのは、この側溝のふたの裏。
落ち葉の塊が金網にぶら下がっていて、それを開くと中に隠れていました。
側溝のふた


■■ 11月9日

もう一度確認に行きました。
普段から通る道沿いなので、いつだって探せるのですが。
探すには座り込んでやらなければならないので、体力と気力がないと…。

側溝沿いのサツキの一番下の枝に落ち葉の塊が。
真ん丸い卵のうが見えます。
セアカゴケグモの巣

ちょっと開くと、セアカゴケグモの幼体が走り去りました。
セアカゴケグモ幼体

枯葉をこじ開けてみると、セアカゴケグモの卵のう4個とメスの成体が。
卵のうは出のう前と後と両方。
セアカゴケグモ卵のうと親

9月に見た個体よりも丸々とした成体です。
クロオオアリの頭のようなものが近くに。食べた残骸でしょう。
セアカゴケグモ成体

近くに同じような塊がありましたが、中は卵のうが2つで親は見つかりませんでした。
アオドウガネとヤスデの死骸がくっついていました。
セアカゴケグモ卵のう


■■ 1月13日

セアカゴケグモは成体で越冬すると何かで読んだので、確認に行ってきました。

側溝横のサツキに、また枯葉の塊が。
これは私が枝からちぎって地面に置いた状態です。
セアカゴケグモの巣

中を開くと、卵のう2つと成体が。1つは出のう済み。
セアカゴケグモ成体と卵のう

丸々と太った成体でしたが、冬のせいか動きはのろのろでした。
セアカゴケグモ成体



この場所で側溝の中やそばの枯葉を開くと、ほかのクモもいろいろ出てきます。

今はほかのクモの方が多いですが、何年かしたらセアカゴケグモばかりになってしまうかも。

わが街のハラビロカマキリが、ここ数年で外来種のムネアカハラビロカマキリと入れ替わってしまったのと同じようなことが起きるような気がします。



同じ場所で、同じような枯葉の塊の中にいたクモたちは・・・。

枯葉を吊るしたオオヒメグモの巣。(11月)
オオヒメグモの巣

上の巣の中を見ると、親グモと卵のうが。
オオヒメグモの卵のうはセアカゴケグモと違って、汚れたような茶色でしずくのような形。
オオヒメグモ卵のうと親

別のオオヒメグモのの卵のうですが、周りにはオオヒメグモの幼体がたくさん。(11月)
オオヒメグモ幼体

ネコハエトリも枯葉の中に隠れていました。(1月)
ネコハエトリ幼体

ヤチグモの仲間も、こじ開けたら出てきました。(1月)
ヤチグモの仲間



今回探してみてわかったのは、セアカゴケグモは覆いの中に隠れているので見つけにくいということ。

駆除するためには、ひとつずつ中を開いて確認する必要があります。面倒だからと、やみくもに殺虫剤で駆除するのも考えもの。

この場所に無差別に殺虫剤をかけ続けると、ほかのクモや虫も殺してしまうことになり、逆にセアカゴケグモが広がる危険が高まるように思います。

セアカゴケグモはほかの在来種のクモよりも明らかに強そうです。

私なりの根拠は…。
〇セアカゴケグモはほかのほとんどのクモと違い、成虫で越冬できる。
〇同じような環境のほかのクモよりも体が大きめ。
〇巣を覆う糸の量も多く、外敵や寒さにも守られている。

まだオスの成体を見たことがないですし、今後ものぞきに行ってみようと思います。


クモのイベントがあると、来訪者に「ご自身の街にセアカゴケグモはいるか?」と聞いてみることにしています。
今は「いない」とか「いないと思う」というお返事の方が少ないです。


JUGEMテーマ:昆虫写真




にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

ジョロウグモの産卵(動画も)
 
ジョロウグモの産卵の瞬間を動画に撮ることができました。

10月25日の夜、いつも行く雑木林の梅の木でジョロウグモの産卵ラッシュでした。
ずいぶん前の話ですが、ブログにも残しておこうと思います。

ジョロウグモが産卵の前後は、今までも何度も見かけてきました。

今まで見てきた状況…。
夜早い時間に産卵準備を始めてから実際に卵を産みつけるまで、何時間もかかる。
卵を産んでからそこに糸をかけるのにもさらに何時間も作業。
翌朝行くとカモフラージュのために木の皮やコケを食いちぎって運ぶ作業が続いている。
という感じです。

今回も同じような進行でした。

3つの個体についての様子をまとめます。

1.10月25日に一番早く作業を始めていた個体

■■ 10月25日 22:03
梅の木で産卵用のベッドがかなり完成している個体を見つけた。
ゆっくりと糸を出し続けている。
ジョロウグモの産卵準備_1

■■ 22:20
ベッドを作る作業はずっと続いている。
ジョロウグモの産卵準備_2

■■ 22:40
かなりふわふわになった。
ジョロウグモの産卵準備_3

この後お腹の生殖器から卵が入ったドロッとしたものが出てきた。

■■ 22:45
卵の大半を絞り出した様子。
ジョロウグモの産卵_1

■■ 22:47
拡大。
ジョロウグモの産卵_2

■■ 22:49
絞り出しては腹で押しつけるという動作を繰り返す。
ジョロウグモの産卵_3

■■ 23:02
すっかりお腹が細くなった。
ジョロウグモの産卵_4

■■ 23:04
糸を出して卵に被せていく。
ジョロウグモの産卵_5

翌朝、確認に行ってきました。

■■ 10月26日 8:38
卵のうを隠すために木の皮やコケを食いちぎって運ぶ作業が続く。
卵のうカモフラージュ_1

■■ 8:38
すぐ横にヨコヅナサシガメが…。
卵のうカモフラージュ_2

卵のうカモフラージュ_3

翌々日の夕方、また確認に行ってきました。

■■ 10月27日 15:33
カモフラージュをするものがさらに増えている。
カモフラージュするものが増えた様子_1

古い卵のうをどこからか引っ張ってきて載せてある。
(古い卵のうを載せるジョロウグモはわりとよく見る)
古い卵のうで隠す



2.「1.」の個体の隣の木で卵のうを作っていたジョロウグモ


■■ 10月25日 22:06

この時点ではまだベッドを作成中。
ベッドになる糸を出す様子を拡大。何本もの糸を繰り出して、脚で引っ張ってくしゃくしゃにする。
(動画の方がわかりやすいです)
ジョロウグモの産卵準備_別個体


■■ 10月26日 8:39
こちらはヨコヅナサシガメがすぐそばまで。
ジョロウグモとヨコヅナサシガメ_1

ヨコヅナサシガメたち。
ジョロウグモとヨコヅナサシガメ_2

数十センチのところに、ヨコヅナサシガメの集団が。
ジョロウグモとヨコヅナサシガメ_3



3.一番最後に卵のうを作り始めた個体

■■ 10月26日 8:42
前日の夜の時点では、位置に迷ってうろうろしていた個体。
朝行ったら、卵のうが完成していた。
作り始めの時刻が遅かったせいか、カモフラージュはなく真っ白で目立つ。
カモフラージュがまだの卵のう

■■ 10月27日 15:34
上の卵のうのカモフラージュがずいぶんできていた。
カモフラージュが増えた卵のう

■■ 10月31日 16:38
上の卵のうのすぐ下に、卵のうを作り始めているジョロウグモ。
前回の産卵からすぐなので、別の個体だと思う。
二つ目が近くに_1

卵のうのベッドの足場を作っている。
二つ目が近くに_2

■■ 12月1日 16:42
その後のこの場所の様子。2つめの卵のうにはカモフラージュがほとんどなし。
その後の様子



「1.」の個体についての動画はこちら。




10月25日はジョロウグモ産卵の最初のピークだったかもしれません。

何年も同じ場所を見ていると、天気や気温が適した晩に、産卵があちこちで進行するようです。

その後の産卵のピークの日はすっかり見逃してしまいましたが、年末までにさらに卵のうは増えました。




JUGEMテーマ:昆虫写真



にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

スズミグモの当たり年
 
近所の谷戸に行ってみたら、周辺の茂みや雑木林でスズミグモがたくさん見つかりました。

スズミグモは時々大量に見られる年があるようですが、今年は当たり年?
近所のほかの雑木林には行っていないので、詳細は不明ですが。

2019年8月12日撮影。

備忘録も兼ねて、ピントがあって撮れたものは全部載せます。

田んぼに向かう茂みでまず一つ目のスズミグモ。
まだ網の規模も小さめで赤みが少ない個体。
スズミグモ

上の網主を拡大。
スズミグモ拡大

壊れた網。枯葉がたくさんついて、クモも脚がとれている。
スズミグモの網は上部に枯葉が引っかかりやすい構造です。
網が大きくなると、引っかかった枯葉が増えて、枯葉を探すと網が見つかる感じ。
スズミグモの壊れた網

上の網主を拡大。
スズミグモ拡大

ここからあぜ道に入ります。

ふんわりドーム状の網。
スズミグモ

上の個体、まだ黄色いスズミグモ。
スズミグモ

遠目でよくわかりませんでしたが、スズミグモのドームの上にイオウイロハシリグモのまどいが広がっている感じ?
子グモは食われたりしないのか?
イオウイロハシリグモとスズミグモ?

まだ不完全な網。
スズミグモ不完全な網

こちらもやっとドームができたところ。
スズミグモは私の夜の観察場所にはいないので、どんなふうに夜間に網の補修をしているのかわかりません。
クサグモ類のように、だんだん規模を大きくしていく感じなのでは?
規模が大きいから、オニグモのように毎晩張り直すということは無理でしょうね。
スズミグモ不完全な網

ほぼ完成形のドーム網。
8月なら、もっと規模が大きくて、オスやイソウロウグモが入っていてもおかしくない時期ですが、今年は全体に遅め?
スズミグモ

上のクモ拡大。
スズミグモ拡大

捕食中のスズミグモ。
捕食中のスズミグモ

いろんな角度からドーム網を。
捕食中のスズミグモ

捕食中のスズミグモ

捕食中のスズミグモ、拡大。
捕食中のスズミグモ

捕食中の個体のすぐ横にあった網。
ここは獲物が多いのかな? 用水路の上で雑木林と田んぼの境界。
スズミグモ

上のクモ、拡大。
スズミグモ拡大

帰りの林道沿いの雑木林をのぞいてみると、スズミグモの網がいくつも見つかりました。
スズミグモ

これも林道沿いの網。
スズミグモ

これは、ガーゼのようなドームの構造がわかりやすく撮れました。
スズミグモ

------------------------

たくさん見かけましたが、メス以外の何かがついている網は一つしか気がつきませんでした。
(シロカネイソウロウグモが1つ)
写真を見返すとなんとなくチリイソウロウグモっぽいのが写っていますが(^^ゞ

本来なら、オスやチリイソウロウグモがいたり、チリイソウロウやシロカネイソウロウの卵のうがぶら下がっていたりする時期のはずですが。

体色がオレンジ色でお腹が大きな個体はまだ一つもいなかったので、卵のうを作るのはまだこれから。
用水路上にいくつも網がありましたが、あれは今後の稲刈り作業でおそらく全部だめになってしまいそう。

------------------------

体力と気力があったら、また確認に行こうかと思います。
それにしても、暑い一日でした。

この田んぼを念入りに見て回ったのは6年ぶり。
子どもが小学生のころに親子で自由研究のために通い詰めたところです。

あの頃もまったく日陰のない炎天下での虫探しはかなり疲れましたが、今回はひどい熱中症になって、水シャワーを浴びても回復せずダウン。

自分が年をとったのと、気候がひどくなったのと。

真夏の田んぼの観察は命がけです(^^ゞ

田んぼの記録はまた別で書こうと思います。


追記
後日見に行ったら、スズミグモの網はほとんど見当たりませんでした。
↓↓↓

JUGEMテーマ:昆虫写真




にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

ナナホシテントウに寄生するテントウハラボソコマユバチ
  
川沿いの草むらでナナホシテントウが寄生蜂のまゆを抱えているのを見つけました。

寄生されたテントウムシとそこから出てきたまゆ。6月12日16:45撮影。
ナナホシテントウとまゆ

ナナホシテントウとまゆ

ナナホシテントウとまゆ


これは、テントウムシの体内で育った寄生蜂の幼虫が、テントウムシのお尻から出てきて、テントウムシの下でまゆを作ったもの。
テントウムシは自らの体内を提供しただけでなく、まゆになってからも上から覆いかぶさってガードし続けます。


ナナホシテントウがいたのはヘラバヒメジョオンの花。
ヘラバヒメジョオン


持ち帰って、容器に入れておきました。
写真も動画も撮らなかったのですが、テントウムシはまゆを抱えたままキスするように口を何度もつけていました。


テントウハラボソコマユバチが出てきていました。
6月20日8:30撮影。
テントウハラボソコマユバチ

テントウハラボソコマユバチ

テントウハラボソコマユバチ


そのままにしておいたら、寄生蜂は死んでしまいましたが、テントウムシの方はまだ生きています。
検索したら、生まれてきたコマユバチが再びこのテントウムシに産卵する可能性もあるそうで…。

産卵するかどうかは見張っていませんでした。失敗(^^ゞ

コマユバチが羽化してから今日で12日目。
テントウムシはほとんど動きませんが、まだ生きています。
今のところテントウムシから何かが出てくる気配はありません。


寄生されたまゆを大事に抱え続けるのは、どんな魔法なのか、不思議です。


<ナショナルジオグラフィックより>

「寄生蜂、テントウムシをゾンビ化」




<以前に見た寄生関連の記事>

テントウムシに寄生する蜂(2010.10.28)

毛虫に寄生したコマユバチの仲間(2017.4.22)

穴のあいた芋虫(2012.6.16)

アオスジアゲハ残念(2010.7.11)

寄生蜂いろいろ(2010.9.11)

ナラメリンゴフシから出た虫(2012.5.26)

オオミノガヤドリバエを襲うハリブトシリアゲアリ(2016.9.14)





JUGEMテーマ:昆虫写真




にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

ゴマダラカミキリ祭り
  
近所の街路樹のアキニレの木にゴマダラカミキリがたくさん集まって、産卵やバトルをしていました。


はじめに気がついたのは6月29日12時過ぎ。

オスを背負って穴をあける作業を続けるメス。
ごマダラカミキリの産卵準備

邪魔が入り、オスが撃退する。(右上にメス、右下にオスの影が…)
ゴマダラカミキリ

産卵管を開けた穴に入れて産卵を続けるメス。
ゴマダラカミキリの産卵

ゴマダラカミキリたちがいたアキニレの木。
すぐそばに別のアキニレがありましたが、そちらにはゴマダラカミキリの姿も産卵痕もありません。
2本の違いといえば、この木の横には街路灯があることと、この木の方が幹が太いこと。
アキニレの木

枝にぶら下がり動かないペア。
これは、羽化直後で体を乾かしているメスをオスが確保中のところかな。
ゴマダラカミキリのペア

ここでもペア。
ゴマダラカミキリのペア

ここのペアのメスは穴を開けている最中?
ゴマダラカミキリのペア

あちこちにペアや単体が見られました。
ゴマダラカミキリのペア


産卵準備やバトルの様子を動画にしてみました。



同じ日の夜、もう一度のぞきました。21時過ぎ。
昼間のようにたくさんはいませんでしたが、2ペア見つかりました。

大人の肩ぐらいの位置で産卵準備中だったペア。
大あごで時間をかけて穴を開けます。
ゴマダラカミキリの産卵準備

ゴマダラカミキリの産卵準備

ゴマダラカミキリの産卵準備

口元を拡大。よく見えません。
ゴマダラカミキリの産卵準備

メスがくるりと体のの向きを変え、産卵開始。
ゴマダラカミキリの産卵

ゆっくりと産卵痕を押し込むのを繰り返します。
ゴマダラカミキリの産卵

別の場所にいた別のペア。
ゴマダラカミキリのペア


今日、もう一度確認してきました。
あのアキニレには1匹しか来ていませんでした。少し離れたアキニレに2匹。

夜産卵していた跡は赤い丸の部分。一日半経って、樹液が染み出しています。
産卵痕

別の幹にも産卵痕がたくさん。カナブンが来ている場所も。
産卵痕


近くの別の木で葉を食べていたゴマダラカミキリ。
ノコギリカミキリの摂食

メスと思われる個体の大あごを拡大してみました。これは強力そう。
ノコギリカミキリの大あご



※追記
夕方、犬の散歩のついでに、またまた確認してきました。


今回は、アキニレだけではなくハルニレの木にも産卵中のペアが見つかりました。
激しいバトルの様子と、交尾する瞬間が撮れたので、アップしておきました。





----- 追記はここまで。


<関連の記事>
「アキニレにあったたくさんの産卵痕」2018.8.28

「ムクノキの樹液に来た虫やクモ」2017.8.4




JUGEMテーマ:昆虫写真




にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

ノコギリクワガタ祭り
  
今月は近所の雑木林でノコギリクワガタによく出会いました。


ことのはじめは、子どもが帰宅途中に大きなオスのノコギリクワガタを拾ってきたこと。6月22日23時ごろ。
(裏の雑木林の横を通って帰ってきます。)
ノコギリクワガタ


次の日に、裏の雑木林を見に行きました。6月23日13時ごろ。

樹液の出ている木をチェックしていくと、定番のアベマキの洞にノコギリのオスが6〜7匹。
アベマキの洞

樹液が出ている場所にメスが隠れているらしく、メスを囲い込んでいるオスに別のオスがアタック。
ノコギリクワガタ

バトルの様子を動画にしてみました。



夕方ならもっといるかと思って再び出かけたのですが…。

1か所でオスが争っているだけでした。19時ごろ。
ノコギリクワガタ

さらに夜にも出かけてみたのですが、なんにもいませんでした。
望遠レンズでやっと届くような高い場所だから、子どもの網が届くわけないのに。

帰りに公園のトイレをのぞいてみたら、おぼれているノコが。20時ごろ。
照明に飛んできて、間違った?
ノコギリクワガタ

枝を入れて助けてあげました。
ノコギリクワガタ


翌日も、気になったので見に行きましたが…。

スズメバチ1匹とコクワガタが少しいるだけでした。14時半ごろ。
あんなにたくさんいたノコギリクワガタはどこにいってしまったの?
スズメバチ


1週間開けて、昨日の夕方にも行ってみました。16時半ごろ。

やっぱりノコギリクワガタはほとんどいなくて、そばに小さいのがうろうろ。
ノコギリクワガタとヒラタ



この小さいの、コクワガタかと思って撮って帰りましたが、帰宅後に確認すると小型のヒラタクワガタのようです。
この雑木林で初ヒラタ。
小さいし、遠目に見ただけでしたが、とりあえず満足。


子どもたちが小さいころは、6月はノコ祭りで、毎日朝晩ノコギリクワガタを探しに行っていました。
今年はほんの1週間程度ですが、ささやかなノコ祭りができました。



にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

- | 23:46 | comments(0) | - | pookmark