ホシミスジの終令幼虫がいました
近所のユキヤナギで、ホシミスジの終令幼虫を見つけました。
ホシミスジは愛知県では東部の山のチョウで、わが街にはいなかったはずですが、すっかり定着したようです。
ユキヤナギの葉をかじっている幼虫を発見。(4月30日)
翌日にも数メートル離れた場所で終令幼虫を発見。(5月1日)
ピンボケですが、大きさ的にはこのくらい。遠目には枯れ葉にしか見えません。
上の幼虫を横から見ると。薄緑色の模様が印象的。
背中から見ると。
家に持ち帰りユキヤナギの枝につけておいたら、前蛹になりました。(5月8日)
ユキヤナギアブラムシが体の上を歩くのが嫌なようで、ぶら下がった状態で体をグイッと動かします。
ムラサキツバメの幼虫のようにアブラムシとなかよくするのかもしれないと思って、幼虫と一緒にアブラムシも持ち帰りましたが、特に関連性はないようでした。
アブラムシを拡大。2匹写っています。
翌日、前蛹はさなぎに、幼虫だったものは前蛹になっていました。(5月9日)
さなぎを拡大。頭部の脱皮殻がくっついています。
この日までに幼虫たちが落としたフン。
ホシミスジの幼虫は、蛹化する前に水っぽいうんちをしないんですね。
現在は2匹ともさなぎの状態です。
今年はホシミスジが飛んでいるのはまだ見ていません。そろそろのようですね。
(コミスジは今日飛んでいるのを見かけました)
わが家の近所で初めてホシミスジを見たのは2015年の5月。
それ以降、全然珍しいチョウではなくなりました。
東京でもホシミスジは突然現れたようですが、原因は放蝶なのでしょうか。
公園昆虫記「ホシミスジが出現!」2014.7.3
<関連の記事>
ホシミスジが来ました(2015.5.22.)
ホシミスジが定着(2016.5.22.)
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