虫散歩

ようこそ♪ 身近な虫やクモ、鳥などを探しながらの散歩日記です。
2010年春以前の記事は神奈川県、以降は愛知県での観察です。
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アカメガシワクチナガオオアブラムシと寄生蜂(1)

アカメガシワクチナガオオアブラムシに寄生するアブラバチspの様子を見てきました。(10月27日撮影)

近所のアカメガシワの木にできたアリの蟻道にアカメガシワクチナガオオアブラムシ(以下クチナガ)が住んでいます。
蟻道を崩して中の様子を見たら、寄生されたクチナガや寄生蜂の繭が見つかりました。

長い口を樹皮に差し込むクチナガたち。
アカメガシワクチナガオオアブラムシ

蟻道を崩すと、アリがクチナガを保護しにやってきます。
トビイロケアリだと思いますが。
アリはアブラムシから甘露をもらう代わりに、蟻道の中で保護しているそうです。
アカメガシワクチナガオオアブラムシとアリ

アブラバチspに寄生されたクチナガのマミー。
アカメガシワクチナガオオアブラムシのマミー

クチナガ横の樹皮にくっついていたアブラバチspの繭。
本当はマミーの中にあるべき繭のようですが、アリがクチナガの死骸を剥がしてしまうのだそうです。(聞きかじりです(^_^;))
いろいろと複雑なようです。
アカメガシワクチナガオオアブラムシと寄生蜂の繭

別の繭を横から見ると・・・。
これらの繭をいくつか持ち帰り、何が出てくるか待つことにしました。
これが微妙にしっかりと樹皮にくっついていて、松葉で接続部分を外して袋に落すとピヨーンと飛んでしまいます。
寄生蜂の繭

蟻道の周りをうろうろしていたアブラバチsp。
蟻道の中にいるクチナガの体に産卵に来たのだと思いますが、どうやって産みつけるのでしょう?
蟻道の隙間から中に入り込むのでしょうか?
雌雄がはっきりしないので、もしかしたらメスを探すオスなのかも???
老眼の私には、姿を確認するだけで精一杯でした。同行のおじさん(^_^;)が見つけてくれました。ありがとです。
寄生蜂

持ち帰った繭から、何が出てきたかは、次の記事で・・・。

<関連の記事>
「アカメガシワクチナガオオアブラムシ?」(2010.11.9.)
「クチナガオオアブラムシの産卵」(2010.11.13)

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コメント
from: ezo-aphid   2011/11/08 8:06 AM
こんにちわ、ご苦労さまでした。不思議を見つけて、観察して、考えてわかること、は嬉しいことですねー

このハチについて観察した報告の117頁に産卵状況の図がありますので、ご紹介します。ciniiのサイトで「Protaphidius」で検索すると、Takada(1983)昆蟲 51(1), 112-121. が出てきます。図の説明を読むと、雌のハチは2本の触角をそろえて、蟻道の外から内部を探って寄主を探し、同じ穴に「ニセの産卵管(本物じゃなく、腹部第4節から先を伸長させるのでこう呼ぶらしい)」を差し込んで、アブラムシ体内に産卵する、とあります。触角をそろえるのは、ドリルの役割があるようです。
なぜ、他の寄生蜂類のように産卵管自体を長く(進化)しなかったのかは、わかりません。(2)では、雌の表と裏で、ニセ産卵管の伸長程度がよく判ります。よくできた宿題と思いますので、このブログをTakadaさんに紹介してみますね。
from: 夏子   2011/11/09 2:59 PM
ezo-aphidさん、こんにちは。

いろいろな解説、ありがとうございます。
寄生蜂の生態はとても奥が深そうですね。
産卵管の長さが変わるのは、そんな仕掛けがあったからなのですね。
ドリル状態になっている所も見てみたいです。

アカメガシワがこのくらい太く(直径15冂度)育っているものはとても珍しいと思います。(林の周りの明るい場所に生えるので、伐採されやすいため。)
だとすると、ここの住人たちも希少種かもしれませんね。
from: ezo-aphid   2011/11/11 8:29 PM
こんばんわ。Takadaさんに見ていただきました。
そらさんともども、「すごい!」画像とのことで、「そのうち、これに寄生している蜂が羽化してくるかも・・・・」ということでした。寄生されたアブラムシを判別して、産卵するというのも不思議です。生き物の世界はどこまでも深いです。
from: 夏子   2011/11/16 8:24 PM
ezo-aphidさん、こんばんは。

お世話になりました。
また、面白い宿題がありましたら、おっしゃってください(^o^)
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