ユキヤナギで虫探し(5)
ユキヤナギで虫探し、最後は、「こんな虫もいたよ!」編です。
コクサグモの棚網にかかっていたカクムネベニボタルのオス。
コクサグモの網ってあんまり威力がなさそうですが、この虫がかなりよたよた歩いていた所を見ると、
虫捕り兵器としてはそれなりの効果があるようです。
でも、結局、この虫は歩きまわった末に網から落っこちて逃げ出すことができました。

この虫はカメラを向けると、隠れるか、ぷーんと飛んでしまうかです。
花の蜜を吸う虫だそうですが、花の終わったユキヤナギに数匹見つかりました。
これもアブラムシの蜜狙いなのかな?

触角がオスよりも控え目で、三角のぎざぎざです。
この個体の翅の色はこんな風に暗褐色でした。
ネットで調べてみると、普通のメスはオスと同じきれいな赤のようです。
追記2012.6.24. これはベニボタルのようです。

マガリケムシヒキのメス。
なにか虫を捕まえに来たんですね。
前住んでいた街は、初夏になるとこのムシヒキアブをあちこちで見かけました。

角度を変えて・・・。

こちらは、ユキヤナギアブラムシを捕まえたクサカゲロウの幼虫。
すぐ後ろにコハナグモも控えていて、なかなかドラマチックなシチュエーションでした。

生まれたてのテントウムシの幼虫たち。
昨日のユキヤナギはこのテントウの孵化ラッシュでした。
GW中はテントウムシは成虫が目立ちましたが、今の時期は幼虫の方がたくさんでした。

大きさの合わないダンダラテントウのペア。
オスが一生懸命迫っていましたが、結局メスに逃げられていました。
あまりに大きさが違うので、ダンダラテントウとナミテントウなのかと思いましたが、同じダンダラのようですね。

このユキヤナギの生垣は本当に虫いっぱいで、今回写真を撮ったもの以外もたくさんの虫が集まっていました。
ユキヤナギアブラムシの蜜をなめていたハエやアブだけでも、かなりな種類が来ていたと思います。
今年は名古屋で生物多様性の会議(COP10)が予定され、地元では自然愛護ネタがよく取り上げられています。
お金をかけたイベントをするよりも、
こういう身近な場所で生き物のつながりを目の当たりにすることの方が、エコで趣旨に沿っているように思いますが・・・。
いつまでもユキヤナギの生垣にいたので、マラソンをしていた友人が2周目を走って来た時もまだいて、
笑われてしまいました(^_^;)
この街は遊歩道が整備されているので、マラソンやジョギングの人がとても多いです。
マラソンすると痩せて綺麗になれるけど、虫撮りしてても綺麗になれませんね(^_^;)
ユキヤナギシリーズ(?)は、これにて終了です。
長々とお付き合いいただきまして、ありがとうございました(^_^;)
JUGEMテーマ:昆虫写真
それにしても、驚く位たくさん出てきますね〜(^^)。
義務感で走るマラソンよりも、好きなことで出歩いていた方が、よっぽど健康的だと思いますが!
でも、「消毒のお陰で大事な虫さんが〜、、、」なんて考えていると、かえってストレスが貯まっちゃうかな(^^;。
消毒もまた、自然界における環境変化の一つとして受け入れるしかないのでかすねぇ!
そらさんやおちゃたてさんが来られたら、もっと色々見つかるし、撮れると思います。
確かに、最近桜などで毛虫がいっぱいです。
うちの子まで「早く消毒まいてほしい!」なんて言い出しています。
マラソンしてたのは昔からの友人で、私もちょっとやってみようかな・・・なんて思っているんです。
(当然マラソンじゃなくてジョギングです。)
それにつけても消毒とは残念です。
エコとか何とかいうはやり文句を有難がる人が多い割には、身近にあるこんな世界に価値を見いだす人はまれですね。
こんな場所で邪魔されずに一年を通じて観察できればとても興味深いと思いますが。
ただの羅列ばかりでしたが、お付き合いいただきましてありがとうございました(^_^;)
横浜にいたころは、こういう事をしていると、「何かいるんですか?」と尋ねられることもありましたが、ニュータウンは不審者(?)には冷たくて、マラソンの友人以外誰からも声をかけられませんでした。
家からすぐなので、年間観察できるととても面白そうですね。
消毒の効果検証でもやりましょうか(^v^)
私事ですが、やっと桜が咲きましたよ。
今年はずいぶんと待たされました(笑)
カクムネベニボタルは、いわゆる光らないホタルでしょうか。
たぶんこっちにはいないと思います。
ヘイケボタルは見たことがあるんですけどね。
それにしても、ユキヤナギシリーズだけで、ずいぶんと色々な種類の昆虫がいるものですね〜
またシリーズを楽しみにしています♪
桜の開花、おめでとうございます(^o^)
昨日ニュースで函館のソメイヨシノをやっていましたが、満開できれいでした。
函館と旭川ではかなり気温差があるんですね。
カクムネベニボタル、光らないホタル(ベニボタル科)です。
横浜でもこちらでも、こういう赤い小さい虫がちょくちょくいて、違いが微妙で今までネットに出せないでいました。
これはたくさんいたので、たぶんカクムネベニボタルでいいと思います(^_^;)
横浜にはホタルが見られる場所が身近に結構残っていましたが、こちらはあんまりなさそうです。
毎年初夏の夜に出かけるのが楽しみでしたが・・・。
今度はなんのシリーズにしましょうか〜(^v^)