アカメガシワのツマグロオオヨコバイの排泄物に集まる虫たち
アカメガシワにはツマグロオオヨコバイがよく来ています。
ツマグロオオヨコバイの排泄物に集まる虫を集めてみました。(8月上旬撮影)
葉っぱの裏にこっそり集まるツマグロオオヨコバイの幼虫たち。
葉っぱをうっかり触ってしまうと、「横這い」で葉の表に逃げます。
成虫も幼虫も、樹液を吸ってお尻から排泄物を出しています。
脱皮したばかりの幼虫は、真っ白でとてもきれい。脚に毛がたくさんありますが、これって毛なのか?トゲなのか?
ピンボケですが、
訂正します。マエジロオオヨコバイのメスだと思われます。
ヨコバイの下の葉に排泄物がたまります。そこにアミメアリがいっぱい。
この日は晴天で、雨は全く降っていません。
この排泄物、からからに乾いて水分がなくなってもアリを集める力があるようです。
カメラを近づけても、そこに執着していて逃げません。
こちらは、排泄物の水たまりに来ていたエントツドロバチ。
カメラを向けるとちょっとは逃げますが、すぐに同じ場所に戻りました。
別の日のエントツドロバチ。同じ個体なのかわかりませんが、このハチはここでよく見かけます。
ミカドトックリバチも来ました。
上と同じ個体。カブ飲み中。
フタオビドロバチもカブ飲み。
ナミカバフドロバチも。
この手の蜂たちは、イモムシを狩るのは子どものためで、自分の栄養は蜜から取っているのでしょうか。
ムネアカマダラバエは飲んでいるんだかいないんだか。忙しそう。
アカメガシワの隣りのコナラの葉でカブ飲み中のセグロアシナガバチ。
上から排泄物が自分に垂れてくるのが気になるのか、飲んだ後、念入りにグルーミングをしていました。
ハチが去った後で上の葉っぱを見たら、ツマグロオオヨコバイがいました。写真に写っている液体は排泄物です。
ムネアカマダラバエもよく来ていますが、なにをしにきているのかよくわかりません(^^;)
※今月の関連の記事
「アカメガシワの蜜腺に来たアリたち」
「アカメガシワの蜜腺に来た虫たち」
※以前の関連の記事
「アカメガシワの蜜腺に来る虫」(2010.5.18.)
「アカメガシワのアオオビハエトリたち」(2010.5.23.)
「ツマグロオオヨコバイ」(2010.12.2.)
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