虫散歩

ようこそ♪ 身近な虫やクモ、鳥などを探しながらの散歩日記です。
2010年春以前の記事は神奈川県、以降は愛知県での観察です。
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写真ではなくイラストなので、識別ポイントがよくわかります。
初心者の私にも親切な図鑑。
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カシノナガキクイムシが飛んだ日

カシノナガキクイムシがクモの網にたくさんかかっていました。(9月20日10時ごろ)

ネットによると、カシノナガキクイムシの新成虫が飛び立つのは6月ごろ。
実際、初夏のころカシナガの新しい穿入跡がたくさん見つかります。
で、その後、穿入した木にさらにカシナガが集まってナラ枯れが起きると認識していました。

今回見かけたのは、今年穿入されて8月に枯れてしまった木の周辺。
木が枯れてもまだまだフェロモンに仲間が集まるの???
クモの網にかかるカシナガは7月末以来目にすることがなくなっていましたが、また飛びまわる時期なのでしょうか?

ジョロウグモの網にかかったカシノナガキクイムシ。
すぐ横に今年カシナガが飛来して夏の間に枯れてしまったコナラの木。
ちなみに、カシナガが網にかかったのはこの日の午前中だと思われます。ジョロウグモはいつまでも獲物を吊るしっぱなしにはしないので。
クモの網にかかったカシノナガキクイムシ

ちょっと拡大。
写真右上は、カシナガではありません。
クモの網にかかったカシノナガキクイムシ

今まさにジョロウグモに食べられているのもいました。
このジョロウグモは今の時期としてはかなり小さめオスなので小さめ。
ジョロウグモ捕食中

家に帰って帽子を脱いで、びっくり。
一度にこんなにたくさんのカシナガを見たのは初めてです。
帽子についたカシノナガキクイムシ

ちょっと拡大。
カシノナガキクイムシ

毎日暑い日が続くので、季節を間違えてしまったのでしょうか?

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カシノナガキクイムシ広がる

裏山では、今年もカシノナガキクイムシによる被害が出始めました。

裏山でのカシノナガキクイムシ(以下カシナガと表記します。)の飛来は2010年から始まったようで、
当ブログでも何度か書きました。
役所で被害木の伐採やラッピングなどをしてくれていますが、拡大の勢いは止められないようです。
6月から、今年新しく穿入が始まった木を見かけるようになりました。

カシナガが新しく穿入した穴からはフラスが出ています。(7月27日)
これは、今まさに掘っている最中のようで、フラスが中から少しずつ出てきていました。
この調子でいくと、この木は8月にはナラ枯れの状態になります。
フラス

フラス以外にカシナガの飛来を実感させられるのが、被害木の幹の周りのクモたちの獲物。
最近、カシナガを捕食中のクモがたくさん見つかります。

カシナガを捕食中のジョロウグモ幼体。(7月27日)
ジョロウグモ

カシナガを捕食中のコガタコガネグモ♀幼体。(7月19日)
コガタコガネグモ♀幼体

カシナガを捕食中のコガタコガネグモ♂幼体(?)。(7月20日)
コガタコガネグモ♂幼体?

カシナガが穿入しても、木が元気で樹液を出すことでカシナガを撃退している木には、
穿孔痕に樹液を求める虫が集まります。

カナブン、ホシアシナガヤセバエなどのハエの仲間、スズメバチ、トックリバチ、チョウ、サシガメなど。
(でも、従来からの要因で樹液が出ている場所の方が虫たちには人気があるようです。)

穿入痕の樹液を飲むゴマダラチョウ。(7月27日)
ゴマダラチョウ自体があまり会えないので、カシナガ穿入痕に来たのも初めて見ました。
ゴマダラチョウ

穴に顔を突っ込むオオスズメバチ。(7月27日)
スズメバチは穿入痕を更に噛み砕いて掘り進んでいる感じ。
穿入痕に集まるスズメバチは去年は12月中旬までたくさん見られました。
オオスズメバチ

裏山の電柱サイズのカシ類はかなりカシナガに取りつかれています。
最近はそれほど太くないような木まで穿入されています。
このままで行くと、カシ類はどんどん減りそうです。
この裏山は常緑樹がかなり多くなっているので、カシ類がこれから実生で育つのは難しそう・・・。

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カシノナガキクイムシの現物?

名古屋市内は何年も前からカシノナガキクイムシが入り込んでいるようですが・・・。
カシノナガキクイムシ(以下カシナガ)らしき虫を見つけることができました。(12月12日名古屋市東部にて)
カシナガは、太い木の中に入り込んで生活しているので、穿孔前に捕まえない限り、
駆除のために被害木を輪切りにする作業をされている方ぐらいしか現物を見る機会がないのでは?

今回の記事は、私の憶測がほとんどですので、どうぞご注意ください(^_^;)

クモの網に引っ掛かっていたキクイムシ。これがカシナガ???
太いコナラの木の根元にあったクモの不規則網(クモの種類は不明)にキクイムシが4匹引っかかっていました。
どうして、今の時期にこんな場所に来たのでしょう? 越冬準備? 孔道内で越冬するはずでは?
5ミリにも満たない小さい虫。
2匹持ち帰って、机の上で並べてみました。クモの粘球が思った以上にベタベタで、てこずりました(^_^;)
キクイムシはたくさん種類があって、似たものもあるため、カシナガとは断定できませんが。
※参考サイト → 東北森林管理局HP 愛知県HP
キクイムシ
上の2匹、ひっくりかえしてみると。
上手く写せませんでしたが、右の個体は特にアゴがとがっています。
こんな写真で判断できませんが、左がメスで右がオスなのではないかという気がします。
木の堅い表面に穴を開けるのはオスですが、メスもその後穿孔作業をするので、それなりにアゴは発達していないと困りますね。
家の60倍顕微鏡(子ども用)などでものぞきましたが、なんだか私には手に負えません。
キクイムシ

上のキクイムシを見つけた雑木林を南側から。
左側は今年の夏より前からナラ枯れがあったようで、既に枯れ枝がたくさん。
右側は今年穿孔されたようで、まだ枯れ葉のついた枯れ木や樹液を出して撃退中の生きた木が並んでいました。
ナラ枯れの雑木林

今年の夏より前に穿孔されて枯れた木にはキノコが生えているのが多数。
穿入痕とキノコ

上の木の全体像はこんな感じ。
左が横から、右は上に向かって見た所。
キノコの生えた枯れ木キノコの生えた枯れ木

個人的な感傷ですが・・・、
子どもが楽しみにしていたカブトの木もカシナガが穿孔して枯れ木に。

夏休みに帰省するたびに子どもがおじいちゃんとカブト探しでのぞいていたアベマキです。(中央の太い木。)
そういえば、去年(2009年)の夏から樹液が出なくなったと言っていました。
カブトの木

私の家の近所(愛知県の真ん中)の雑木林は、多分カシナガの穿孔が今年から爆発的に広がったようで、
(去年は住んでいなかったのでわかりませんが、穿入痕や枯れ具合から推定。)
雑木林は年末の今の時期になっても、樹液が発酵する臭いがあちこちからしてきます。

名古屋のこの場所は、これだけカシナガの痕跡があるわりに、樹液の臭いはほとんどしませんでした。
でも、よく見ると、樹液を出してカシナガを撃退して、穿入痕があるのに枯れていない木も少しありました。

この場所のように「市の所有地」の場合は、市やボランティアによるカシナガ撃退も可能なのでしょうが、
家の近所の雑木林は、放置された個人所有の里山が多く、
「カシナガの負担(防虫、倒木の処理)を背負うよりは更地にして売りに出そう。」という流れが出てきそうな気がします。

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カシノナガキクイムシの痕跡

雑木林の紅葉を見ていると、カシノナガキクイムシによるナラ枯れの部分が
ぽっかりと開いています。
(11月30日、12月1日撮影)

私の徒歩圏内の雑木林では、カシノナガキクイムシ(以下カシナガと表記)の影響を大きく受けているのは一か所。
痕跡から見ると、今年侵入したばかりのようですが、林の中を歩いてみると、大変な広がりようです。

上から見た雑木林。左の部分がナラ枯れ。
写真には入りませんでしたが、ナラ枯れ部分は左方向にもっと広がっています。
手前にも葉っぱのない木が写っていますが、枝ぶりからみるとコナラではないようです。
(背景の街並みは修正してあります。)
雑木林の紅葉

ナラ枯れが集中している場所の下から見上げると・・・。
赤い部分は、夏から既に完全に枯れ葉でした。
紅葉と枯れ枝

もう12月だというのに、いたるところで樹液が発酵する臭いがします。
ボクトウガやカミキリ由来の樹液はもう枯れていますが、カシナガが開けた穴から出る樹液はまだ枯れていません。
夏の樹液の臭いとは少し感じが違いますが、でも、はっきりと臭います。
樹液が出ている木の葉っぱは枯れ葉ではなく紅葉中。まだ生きているということ。
樹液の出る木

樹液の痕がなく、カシナガの穴だけ開いている木は、既に枯れています。
上を見ると、ついている葉っぱはすべて枯れ葉。
枯れ葉がついているということは、今年侵入されて、夏の間に死んだ木ということです。
樹液の出ない木

樹液が発酵して白く固まっていた木。
樹液で真っ白

上の木を拡大すると・・・。
左上にジョロウグモの卵のうが産みつけられています。
雑木林の樹間にたくさんいたジョロウグモもほとんど姿を消しましたが、
カシナガの穴の樹液周りは小バエが集まるせいか、ジョロウグモの姿がまだ見られます。
樹液で真っ白


カシノナガキクイムシの食害場所の以前の状況は、・・・。↓↓↓

秋に見かけたオオスズメバチ。(9月15日)
カシナガの樹液はポツポツと穴ごとに小規模に出ているので、スズメバチは穴ごとに1匹づつとまっていました。
今までの感覚だと、樹液スポットは大きく一か所に開いているので、そこで虫探しをしたし、
スズメバチに注意すべき場所もそこが中心でしたが、
今年の夏は、スズメバチが拡散していて、ちょっと用心が必要でした。
(というか、怖くて夏から初秋は林の奥に入れませんでした(^_^;))
オオスズメバチ

普通の樹液スポットはこんなふうに、スズメバチは群がる感じですよね。(9月3日)
この樹液は、カシナガ由来ではなく、何年も前からずっと夏に出ているものです。
オオスズメバチ

夏の時期は、カシナガの出した木くずが目立ちました。(8月29日)
今は落ち葉に隠れて目立ちません。
カシナガの出した木くず

カシナガが出した樹液に集まるハエたち。(8月29日)
樹液に集まるハエ

カシナガの穿入痕を見つけてから少し調べましたが、大体この林でもいろんな資料にあるのと同じことが起きています。
(専門的な説明は、ネット上にどんどん増えていますので、そちらをどうぞ。 →検索例「カシノナガキクイムシ 愛知県」)

◆気がついたこと◆
・電柱サイズの大きな木に被害が多い。
・尾根筋など、日のあたる場所の木に被害が多い。
・穿入痕は人の胸以下の低い位置が多いが、3メート以上の高さまで穿入痕がある木もある。
・樹液が出ている木はまだ葉っぱは紅葉中で、穴が開いているだけの木は葉っぱはすべて枯れ葉。
  → 元気な木は樹液をたくさん出すことでカシナガを撃退できたのか???
    ※追記2010.12.4.  ネット情報を調べると、樹液は実際に有効な防御手段となっているようです。 
・この林では、コナラに被害が集中している。アベマキには侵入痕がない。
・役所の人が一度来たきりで、音沙汰がない。
  → アメリカシロヒトリ撲滅に対する情熱を少しでもこちらに向けてほしい・・・。

里山を薪炭林として使用しなくなった今の時代、雑木林の木を切って萌芽更新をする習慣がなくなり、
雑木林の木も太くて大きな物ばかりになっています。
この林の状況を見ていても、大きなコナラはこの数年で全てカシナガに食害されるのは目に見えています。

どうなるんだろう・・・。

<関連の記事> 「カシノナガキクイムシ?(2010.7.27.)」

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カシノナガキクイムシ?

近所のコナラの木に、カシノナガキクイムシの仕業と思われる穴がたくさんあいています。

何の仕業かわからなかったのですが、カシノナガキクイムシの記事を見てこれではないかと気がつきました。
カシノナガキクイムシ自体を見たことがないのですが・・・(^_^;)

カシノナガキクイムシは甲虫目ナガキクイムシ科の5ミリ程度の小さな虫で、
カシ類の元気な木の幹に雌雄で侵入し、カシの木が枯れる原因になる虫だそうです。
分布は、本州、四国、九州、沖縄。

繁殖期を迎えたオスは幹に深さ数cmの孔を掘り、フェロモンを放出してメスを呼び、
メスがやって来るとオスはいったん外に出て交尾。
その後メスが保持する菌とともにペアは孔の中に戻り菌を培養する。
この菌は子どもの餌であり、また木が枯れる原因になるそうです。

夜の虫捕りの時に、同行してくれた他のお母さんが発見。(7月6日撮影)
「なんか出てるよ〜!」
白い穴

後日、昼間に見に行ってみました。(7月21日撮影)
辺りのコナラは、こんな白い穴だらけの木がいっぱい。
この雑木林大丈夫なのかな。心配です。
白い穴

白い穴を拡大してみると・・・。
白く見えるのは木くずで、中の様子まではわかりませんでした。
この時点ではまだ穿孔直後のようだったので、オスの一人暮らしでしょうか?
白い穴

違う雑木林で見かけた小さな樹液の穴。(7月21日撮影)
常緑のカシの木にたくさんの小さな穴があいて、樹液の臭いがプンプンしていました。
これもカシノナガキクイムシの仕業でしょうか???
カシの樹液

横浜にいたころは、樹液が出ている木が少なくて、カブクワ達は灯火や果樹に行ってしまう傾向がありました。
樹液ポイントが少ないせいで、クヌギの木に大きな傷をつける人が多く、木のことが心配なほどでした。

こちらに引越してきて、雑木林を探検すると、樹液の出る木はカブクワシーズン前からたくさんあって、
雑木林全体が樹液の臭いに包まれているような日もあるほどです。

樹液の出る理由はいろいろあるのでしょうが、カシノナガキクイムシの仕業も少しは関係があるのかもしれません。

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