虫散歩

ようこそ♪ 身近な虫やクモ、鳥などを探しながらの散歩日記です。
2010年春以前の記事は神奈川県、以降は愛知県での観察です。
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キリウジガガンボ

久しぶりに田んぼに行ったら、たくさんのキリウジガガンボに会いました。(9月14日)

イネにぶら下がるキリウジガガンボのオス。
キリウジガガンボ♂

イネにしがみつくオス。
キリウジガガンボ♂

交尾中のペア。
キリウジガガンボ交尾

メスを拡大。
キリウジガガンボ交尾

一日でこんなにキリウジガガンボに会ったのは初めてです。(10頭以上は見ました。)
見かけたのはほとんどオスばかりで、メスを探してフラフラ飛んでいたようです。
夏休み中には1頭見かけただけでした。これからが今年二回目の恋の季節のようです。

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ガガンボは怖くない

ガガンボの仲間って、希少種というわけでもなく、時々見かける虫ですが、
あんまり一般に馴染みがないようです。

でも、日本のガガンボは,名前がついているものだけでも約700種もあり、
名前なしを含めると2000〜3000種(!)もいるのだそうです(゜o゜)


ちょっと前のことですが、小学校の体育館でお母さんたちの懇親会がありました。
その時、体操用のマットの下に見慣れない不思議な虫が隠れていました。
「きゃ〜〜〜!!! ハチ!!」「クモじゃない??」
いろいろな声が飛び交い、お母さんたちは逃げていきました。

で、「何かな〜?」と見てみると・・・、
ベッコウガガンボのオスでした。
「ガガンボみたいだね〜。」と言ってみましたが、ガガンボが何かわからない人が多く、
お母さんたちの恐怖心を拭い去ることはできなかったようです(^_^;)
ガガンボは刺さないし、咬まないし、怖い虫ではありません(^o^) 花の蜜などを吸う虫です。(9月16日撮影)
ベッコウガガンボ♂

オスは触覚が櫛状になっていてきれいです。
(体育館汚いな・・・(^_^;))
ベッコウガガンボ♂

これもガガンボの仲間だと思います。名前は不明。
近くの雑木林にいました。
昨日ご紹介したヤマトシリアゲにちょっと似てませんか?(2008年9月6日撮影)
※追記 これはホリカワクシヒゲガガンボのようです。
ジャワカ零さんにご指摘いただきました。
ホリカワクシヒゲガガンボで検索して見ると、確かにコレのようです。

ガガンボSP

この辺りのガガンボで一番メジャーなのはキリウジガガンボではないでしょうか。
大きいし、わりとよく見かけます。
幼虫が稲の根を食べるので、稲作の害虫でもあります。
田んぼでもよく見かけますが、普段、何でもないところでも見かけます。
これはうちの庭にいたキリウジガガンボ。(8月25日撮影)
キリウジガガンボ

ガガンボはハエやアブの仲間なので、胸から平均棍(へいきんこん)というポチが左右に2つ出ています。
これは後翅が退化したもので、飛ぶ時にバランスをとるのに役立つと考えられていましたが、
最近は、これの振動により角速度を決める器官だと言われているようです。
これを取ってしまうと、飛ぶことができなくなってしまうのだそうです。
キリウジガガンボ

草っぱらでたまに見かけるキイロホソガガンボ。
ふいに目の前に飛んできて、こんな無理やりな形で葉っぱに止まりました(゜o゜) (9月28日撮影)
キイロホソガガンボ

大人になってから虫捕りを始めた私が初めてガガンボのことを知ったのは、
童心社の「むしたちのうんどうかい」という絵本を読み聞かせした時です。
この絵本は、その後シリーズ化されましたが、
いろんな虫たちが擬人化して描かれていて、虫が好きな子どもには大受けの絵本です。
この本の成功の後、次々に類似本が出されて、今ではこの手の虫の絵本はいっぱい出版されていますね(*^_^*)

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