ムネアカハラビロカマキリが強い
今、裏山の広場は、外来種のムネアカハラビロカマキリが優勢です。
ハラビロカマキリはなかなか見つからないし、オオカマキリも自然度が高い奥の方まで踏み込まないと見つかりません。
5月から、クモ見のついでにカマキリに会えば記録として撮ってきました。
そのうちの一部をまとめてみます。
最近の様子は…。
夜に見かけたムネアカハラビロカマキリの幼虫。
いつもこのソテツの茂みに陣取っています。
鎌のギザギザにひっかけられるとかなり痛くて出血します。
2018.7.12.21:55
同じ個体を横から。
昼間の様子。いつもこの場所にいるから上のと同じ個体だと思います。
2018.7.3.9:26
在来のハラビロカマキリの幼虫はなかなか見つけられずにいましたが…。
夜、キョウチクトウの葉にいたハラビロカマキリの幼虫。
識別ポイントがしっかり撮れませんでしたが、たぶんハラビロ。
既に大きくなっているムネアカハラビロの半分もないような貧弱な体格でした。
2018.7.20
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
初夏に孵化した頃の様子。
冬に採ってきたムネアカハラビロカマキリの卵から孵化した幼虫。
2018.5.18
ムネアカハラビロカマキリの卵はこちら。
ハラビロカマキリが全体に茶色いのと違って、黒と白のコントラストがはっきり。
こちらは在来のハラビロカマキリの生まれたばかりの幼虫。
2018.6.1
ハラビロカマキリの卵はこちら。
これは産卵の時にたまたま一度に泡を絞り出さなかったのか、二段構造になっています。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
自宅の卵が孵化した日に、野外でも探してみたら…。
初夏に見かけたムネアカハラビロカマキリ(たぶん)の幼虫。
夜に枝先を探した結果、この晩はこれが1つ見つかりました。
オオカマキリの幼虫が見つかるようになったのはもう少し後。
2018.5.18
追記2018.9.3
「カマキリ愛」さんから、こちらはハラビロカマキリの幼虫ではないかとご指摘を受けました。
そうなのかもしれません。
脚の模様からムネアカハラビロカマキリかと思ったのですが、ちょっとわかりません。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
これらはオオカマキリの幼虫だと思いますが…。
出始めの時期の幼虫。
2018.5.24
裏山でも奥の方のササの茂みに行くとオオカマキリはたくさん見つかります。
2018.7.3
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
カマキリをメインに見ているわけではないのですが、カマキリよりも小さいクモを探すついでなので、それなりに見落としはないかと思います。
今年は、低木の上で見つかるのはムネアカハラビロカマキリで、草はら(ササ)で見つかるのはオオカマキリ。
私の写真にムネアカハラビロカマキリが入ってきたのは、2016年8月から。
この場所には以前からチョウセンカマキリは見つかりません。
コカマキリとハラビロカマキリは毎年普通に見かけましたが、今はどこにいるのかな?
※追記2018.7.23
訂正2018.9.3:これはオオカマキリの幼虫のようです。
枠糸でグルーミングをしていたコカマキリ。
ジョロウグモが網を張りかえて無防備になるタイミングを待っているんでしょうか。
ブログを書いたその日に見つかるとは…(^^;)
カマの部分を拡大。
------------- 追記はここまで
■■去年出会ったムネアカの様子
「ムネアカハラビロカマキリと在来ハラビロカマキリ in愛知」2017.8.29
JUGEMテーマ:昆虫写真