虫散歩

ようこそ♪ 身近な虫やクモ、鳥などを探しながらの散歩日記です。
2010年春以前の記事は神奈川県、以降は愛知県での観察です。
<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
 
PR
RECENT COMMENT
PROFILE
RECOMMEND
日本のクモ 増補改訂版 (ネイチャーガイド)
日本のクモ 増補改訂版 (ネイチャーガイド) (JUGEMレビュー »)
新海 栄一
この本があったから、クモ探しが好きになりました。2017年2月に増補改訂版が出ました。
RECOMMEND
双眼鏡 PAPILIOII6.5×21 WF ポロプリズム 6.5倍 有効径21mm 62003
双眼鏡 PAPILIOII6.5×21 WF ポロプリズム 6.5倍 有効径21mm 62003 (JUGEMレビュー »)

虫も鳥も野球も、よく見える双眼鏡です。倍率も手ごろで、50cmから焦点が合うので、双眼鏡が初めての子どもでもすぐに使いこなせます。
RECOMMEND
クモの網―What a Wonderful Web! (INAX BOOKLET)
クモの網―What a Wonderful Web! (INAX BOOKLET) (JUGEMレビュー »)
船曳 和代,新海 明
クモの網標本の第一人者である船曳和代さんの本です。
標本の完成度もさることながら、イラストもわかりやすいし、研究者の新海先生のコメントもとても興味深いです。
RECOMMEND
虫の巣 (ずかん)
虫の巣 (ずかん) (JUGEMレビュー »)

うちの子たちが小さい時にこんな絵本があったら、楽しかったと思います。クモの住居も載っています。
RECOMMEND
さなぎ (ずかん)
さなぎ (ずかん) (JUGEMレビュー »)
鈴木 知之
観察や飼育をしていても、こんな風にさなぎの姿を目にすることは難しい。普段見えない部分を垣間見ることができる面白い図鑑だと思います。
MOBILE
qrcode
 
今年出会ったイボタガたち
 
今年はイボタガの成虫に3回、幼虫に1回会いました。

ブログを見てくださっている方(いるのかな?)はご存知ですが、私は蛾は苦手で触ることもできません。
でも、イボタガは独特のデザインが癖になり、会うとまじまじと見てしまいます。


■■ 2020.6.1.6:00

サカキの葉をモリモリ食べる幼虫。朝から元気。
前にイボタガのペアを見た近くで見つけました
イボタガの幼虫

髭のようなものはカミキリムシのように節にわかれているわけではなさそう。
終齢幼虫になると消えるのだそうです。
イボタガの幼虫

横から見ると黒っぽい虫でしたが、真上から見ると白い虫。
イボタガの幼虫


■■ 2020.4.8.8:40

職場にいた傷ついたイボタガ。
朝の時間に近所の子が知らせに来てくれました。
朝のイボタガ



■■ 2020.4.11.22:30

夜、雑木林脇の梅の木にいたイボタガ。
小さい虫を探してたので、大きくて派手なのがいて驚きました。
梅にいたイボタガ

拡大。
梅のイボタガ拡大
梅のイボタガの目
梅のイボタガの鱗粉

イボタガの触覚はオスとメスでは同じ形なので、お腹を裏から見ないと雌雄の区別はつかないようです。



■■ 2020.4.12.15:30

夕方、雨の中傘をさして雑木林に出かけたら、柵にイボタガのペアが。
(本来の目的はこの柵の下のクモ)
柵のイボタガ

上のイボタガがしきりに翅を開閉。ライトを向ける私に威嚇?
柵のイボタガ威嚇

翅の裏から。
柵のイボタガ裏から

上の方がお腹が太いので、上がメスで下がオスのようです。
イボタガのオスとメス


このペアは動きがあったので、動画も撮ってみました。



JUGEMテーマ:昆虫写真



にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

脱皮殻を背負うコブガの幼虫
  
ごちゃごちゃした毛虫がいたので、横からのぞいてみたら、脱皮殻をせおっているようで…。
コブガの仲間の幼虫のようです。
ネットの画像ではリンゴコブガが似ていますが、ちょっと違う感じも。


雑木林脇のアカメガシワにいた毛虫。(6月1日)
コブガの幼虫

上から撮影。
コブガの幼虫


翌日にも、川沿いのクズの葉に、同じような毛虫を見つました。(6月2日)
コブガの幼虫

どんなふうに脱皮殻を背負っているのか、よくわかりません。
コブガの幼虫

コブガの幼虫

コブガの幼虫


飼育してみないとどんなふうに脱皮殻を背負うのかわからなさそうです。
毛虫というだけでかぶれそうな気になって近寄れない私には、答えを知るのは難しそう。



JUGEMテーマ:昆虫写真




にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

金色に輝くキクキンウワバ
 
夜の観察で、ライトを当てるとキラキラと金色に輝くガを見つけました。

ヤガ科キンウワバ亜科キクキンウワバという普通種だそうです。

※参考サイト
キクキンウワバ|みんなで作る日本産蛾類図鑑


キョウチクトウの葉裏にじっとしていたキクキンウワバ。
長さ2センチぐらいだったと思いますが、そんなに小さい虫ではありません。(2017.9.30撮影)
キクキンウワバ

そっと葉をめくって撮ってみました。
普通にライトを当てて撮ると、金色部分が光り過ぎて白飛びしてしまいます。これでも光量控えめ。
頭にミミズク(ヨコバイ科)のような突起が2つあります。
キクキンウワバ

角度を変えて。
キクキンウワバ

金色部分をアップ。これも構造色なんでしょうね。
キクキンウワバ

最近は夜に観察しているので、いろんなガが見つかります。
出会ったガについては、いちおう記念写真は撮っていますが、名前を探すのが面倒で放置してあります(^^;)

この金色のガにはちょっとびっくりでした。
昼に出会ったらライトを当てることもないので、こんな金色なのには気がつかなかったかもしれません。

「金色 ウワバ」で画像検索したら、シロスジキンウワバが見つかって、「キンウワバ」で画像検索したら、これが見つかりました。
ガの名前を探すのは、私にとっては難易度が高いので、簡単にわかってほっとしました。



JUGEMテーマ:昆虫写真




にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

どちらが頭でどちらがお尻? ヒメシャチホコの幼虫
  
近所のコナラの枝先でヒメシャチホコの幼虫を見つけました。
シャチホコガの幼虫はおもしろい形をしているので、会えるのを楽しみにしていました。(2017.8.9.午前6:00)
ヒメシャチホコ幼虫

おもしろい形だし、ちょこまかと動き回って撮れないので、持って帰って飼うことにしました。
動いてくれないと、どちらが頭でどちらがお尻なのかまったくわかりません。


帰宅後、いろんな角度から撮ってみました。
上から。
ヒメシャチホコ幼虫 上から

真上から。
ヒメシャチホコ幼虫 上から

横から。静止するときはこうやって脚をたたんでいます。
ヒメシャチホコ幼虫 横から

葉っぱの端をかじっていきます。
ヒメシャチホコ幼虫 食事中

ヒメシャチホコ幼虫 食事中

食事中のところ、お顔拝見。
ヒメシャチホコ幼虫 顔

眼はどこにあるの?
ヒメシャチホコ幼虫 顔

この角度で、やっと眼の場所がわかりました。
ヒメシャチホコ幼虫 顔

腹脚で枝をしっかりとはさみます。
ヒメシャチホコ幼虫 腹脚


たくさん撮らせてくれて、ありがとう。お疲れさま。


JUGEMテーマ:昆虫写真




にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

ボクトウガの幼虫を襲うオオスズメバチ

スズメバチが集まるコナラの樹液場に、ボクトウガの幼虫が出てきました。
風貌(?)に似合わず、強気なので驚きました。
(2016.10.7.)

コナラの幹を結構なスピードで進むボクトウガの幼虫を見つけました。
これは、樹皮の下に傷をつけて樹液を出してくれるカブクワにはありがたい虫です。
樹液に集まる小昆虫を食べる肉食の虫だそうですが、普段は樹皮下に隠れていて全身を見かける機会はあまりありません。
ボクトウガの幼虫

その場にたくさんいたオオスズメバチのうちの1匹がボクトウガの幼虫に気がつきました。
ボクトウガの幼虫とスズメバチ

スズメバチはしつこくつつきに行きます。ボクトウガ逃げる。
ボクトウガの幼虫とスズメバチ

何度か、つつくのと逃げるのが何度も繰り返されました。
ボクトウガの幼虫とスズメバチ

ボクトウガの幼虫が逃げ切るかと思ったら…。

しつこいスズメバチに、ボクトウガの幼虫がヘビみたいに鎌首を持ち上げました。
この後、スズメバチがあきらめて、ボクトウガも立ち去りました。
ボクトウガの幼虫とスズメバチ

この日はスズメバチトラップがしかけてあったせいもあって、オオスズメバチが10匹以上固まっていました。
コヨリがついたスズメバチも来ていました。誰がつけたんでしょうか?
スズメバチ


今回は、逃げるボクトウガをオオスズメバチが追いかけていたところだと思いますが、場合によってはボクトウガが樹皮に隠れながらスズメバチを襲う場合もあるようです。

※ご参考資料: 「ボクトウガ幼虫による樹液依存性節足動物の捕食」香川大学農学部学術報告

かなり色調のおかしな、どぎつい色の写真になってしまいました(^^;)
ボクトウガの幼虫がの動きがとても速かったので、シャッタースピード1/1000、途中から1/650で撮って、フォトショップで明るさを大幅修正。
スズメバチがいつも以上にたくさんいたし、かなり攻撃的な雰囲気だったので、いつものようにフラッシュを使う勇気は出ませんでした。



JUGEMテーマ:昆虫写真




にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

ヒロズミノガ? コケをまとうミノムシ

近所の陸橋の欄干に小さなミノムシがいっぱいついています。
ちょっとのぞいてみました。
(2016.9.25.)

黒っぽい緑色の苔で汚れた欄干の裏側に、小さなミノムシがいっぱい。
このくらいの間隔で、ずっと長く続いていました。
エサになりそうなものはそばにないので、コケを食べて、コケをまとっているようです。
コケをまとうミノムシ

長さは1cmぐらい。
コケをまとうミノムシ

引っ張って外してみたら、中に幼虫が入っていました。
コケをまとうミノムシ

ほかにもこんなミノムシが…。
コケをまとうミノムシ
コケをまとうミノムシ

この個体だけ特大サイズだったので、引っ張ってみました。全長2.5cm。中身は空っぽのようでした。
コケをまとうミノムシ

帰宅後にハサミで切り開いてみました。脱皮殻なのか、干からびた幼虫なのか、よくわからない茶色い殻が少し。
糸でしっかりと作ったフェルトの上にコケを貼りつけている感じ。
コケをまとうミノムシ


コケをまとうガにシラホシコヤガがありますが、シラホシコヤガのミノは、根元がキュッと閉まっていて細い線のようなもので枝につながっています。
全体の姿も、今回の陸橋のミノムシとは違います。

ご参考に、夏に見かけたシラホシコヤガのミノ。(2016.7.18.)
出てくるのを確認したわけではないので、たぶんシラホシコヤガ、だと思います。
シラホシコヤガ?
シラホシコヤガ?

余談ですが…。
今朝犬の散歩に出かけたら、空の高いところをヒヨドリが渡っていくのが見えました。
30羽ほどが5分くらい裏山の横をにぎやかに旋回して、遠くに去っていきました。
地上ではモズが反応して高鳴き。
今日も暑そうですが、冬が近づいているようです。

JUGEMテーマ:昆虫写真







にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

オオミノガのミノムシ

近所の公園のクヌギの木に大きなミノムシがいます。
ひとつ持ち帰って、中を見てみました。(2016.8.5〜6.撮影)

こんな感じでぶら下がっています。
オオミノガのミノムシ

拡大するとこんな感じ。
この日は、根元に白い糸で補強がしてありました。(前日にはありませんでした)
オオミノガのミノムシ

顔を出して葉っぱを食べています。
近づくとすぐに頭を引っ込めて袋の先をぴったりと閉じて、待っていても出てきません。かなり用心深い虫。
オオミノガのミノムシ食事中

お尻の先にはミノに穴が開いていて、フンが落ちる仕組みです。
オオミノガのミノムシのフン

ミノのお尻側。結構大きめの穴が開いています。これでは、小さい虫な入り込めてしまうのでは?
オオミノガのミノムシの下の穴

持ち帰って中を開けてみることに…。
先端とお尻側には穴が開いているので、刃が細いハサミは簡単に中に入れることができましたが、ミノは糸が分厚く織り重ねてあって、すんなりとは切れませんでした。
オオミノガのミノムシお持ち帰り

大きな幼虫がいた!
驚いたのか、大量にフンを出します。
オオミノガのミノムシ開封

ほとんど動きません。
オオミノガの幼虫の顔

大量にフンをしたせいなのか、体が縮んでツチノコみたいな紡錘形になりました。
オオミノガの幼虫

開封したミノは、切れ目を閉じて置いておいたら、夜には切れ目が糸で塞がれて、開封できなくなっていました。
ミノを吊るした下には、フンが落ちています。

今朝(翌日)のぞいてみると、大きく乗り出して葉っぱを食べていました。カメラを近づけるとものすごい勢いで頭を引っ込めました。


そばで見つけた、もうひとつのオオミノガのミノムシ。(2016.8.5.)
こちらは、食欲旺盛なのか、見かけるといつも乗り出して食事中です。近づくとすぐに隠れますが。
オオミノガのミノムシ食事中

全体像はこんな感じ。
オオミノガのミノムシ


サクラの木で見かけた小さめのミノムシ。(2016.7.24.)
これは、上のミノムシたちよりもサイズ小さ目ですが、脱皮ガラがついていないし、ニトベミノガではなく、オオミノガだと思います。
ミノムシ

この夏は、久しぶりに、中身の入った大きなミノムシを見かけました。
もう少し小さくて、木の枝をたくさん貼り付けるチャミノガのミノムシは、近所の街路樹のサツキに大量発生して、造園屋のお兄さんが困っていました。

※関連記事
「ミノムシは減ったの?」
「オオミノガヤドリバエを襲うハリブトシリアゲアリ」


JUGEMテーマ:昆虫写真




にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

最近見たガ

涼しくなって、裏山でもいろんなガが見つかるようになりました。

鮮やかなビロウドハマキ。(9月14日)
ビロウドハマキ

茂みをひらひらと飛ぶホタルガ。(9月19日)
もっと綺麗なイメージなんだけど。
ホタルガ

樹液にたくさん集まっているコシロシタバ。(9月19日)
ボクトウガの出した樹液にいつ行っても止まっています。フラッシュの光にも動じません。
コシロシタバ

コシロシタバのお腹拝見。(9月20日)
普通に見るとどれも同じように見えますが、お腹側を見るとだいぶ違いがあるようです。♂♀の違い?
コシロシタバコシロシタバ

こちらもいつも樹液の所にいるマメキシタバ。(9月19日)
いつもいるのですが、逃げ足が速く、戻ってくるのも速いヤツ。
これはまだ綺麗ですが、だいぶお疲れの個体が増えました。
マメキシタバ
マメキシタバ

6月に見つけたヤママユの繭に穴が開いていました。(9月19日)
幼虫は7〜8匹見つけましたが、羽化したのはこれだけのようです。
ヤママユ

JUGEMテーマ:昆虫写真


にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

アカマツにいた虫(3)

アカマツにいた虫の最後は、アカマツに止まっていたガたちです。

食樹は別の木なのに、アカマツの幹に止まっているガをよく見かけます。
何のために止まっているんでしょうか?

立ち枯れのマツに止まっていたマメキシタバ。(7月7日)
食樹は、クヌギ、アラカシ、ミズナラとのこと。
マメキシタバ

上の個体、お腹を拝見。
飛ぶと、黄色い部分が目立ちます。
こういう系統のガは、カブト探しに樹液を見に行くと真っ先に飛び立って驚かされますね。
マメキシタバ

これはコシロシタバでは?
食樹はクヌギとのこと。
不明種

これは樹皮の下に隠れていたのですが、シタバガの仲間でしょうか?
シタバガ亜科のガって似たのばかりで、ムズカシイ。
コメツキ達と一緒にじっとしていました。
不明種

上のと同じ場所にいたのですが、白い斑点の中が抜けています。
不明種

※追記2012.7.26.
上の二つはオオシマカラスヨトウかナンカイカラスヨトウのようです。
どちらも夏眠するガのようで、これは夏眠中の所を起こしてしまったようです。
朽ちて少し浮いていた樹皮をがばっとはがしたら、ガが2匹とコメツキが3匹入っていました。

仮眠するガ
============================================================================== 追記ここまで

抹茶色が綺麗なウスミドリナミシャク。
食樹はイヌマキとのこと。
ウスミドリナミシャク

裏山は、太い木の約3分の1がアカマツではないかと思います。
太くて止まりやすいから止まるのか、樹皮に凹凸があるから隠れているつもりなのか・・・。
コナラやアベマキの太い木では、樹液が出ていないとガが止まっているのは見かけないような気がします。
(私が見落としているだけかもしれませんが・・・(^_^;))

JUGEMテーマ:昆虫写真



にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

カラフルな蛾たち

6月に裏山の展望台付近で見かけた蛾たち、たくさんで整理がつきませんでしたが、
とりあえずカラフルな同定しやすそうなところから調べてみました。


裏山の展望台にいたので、どれもおそらく灯火に集まる性質の蛾だと思います。
ちなみに、見に行ったのは朝〜真昼間で、夜間ではありません。

キバラエダシャク。
個体差があるそうですが、ここで見るのはこんな感じのばかり。
一見茶色ですが、写真を撮ると・・・ピンク?紅色?
キバラエダシャク

上の個体、お顔拝見。
キバラエダシャク

極彩色のキスジツマキリヨトウ。
これは一度会ったきり。
キスジツマキリヨトウ

ナカムラサキフトメイガ。
展望台の裏によく張りついています。
ナカムラサキフトメイガ

チョコレート菓子のようなナカキエダシャク。
ナカキエダシャク

ケンモンミドリキリガ。
一度会ったきり。これは白っぽいですがネットではもう少し緑が強い個体が多いみたい。
ケンモンミドリキリガ

枝の中に隠れていたホソバハラアカアオシャク。
ここにたくさんいるコヨツメアオシャクに一見似ています。お腹が茶色いから「腹赤」みたい。
ホソバハラアカアオシャク

同じ個体がずっと動かない様子のゴマフリドクガ。
次の日もまた次の日も同じ場所にいるのはなぜ?
ゴマフリドクガ

クロシタアオイラガ。
一度会ったきり。
クロシラアオイラガ

あちこちで見かけるウスベニトガリメイガ。
展望台の裏にもいますが、雑木林の葉裏でもよく見つかります。
ぱっと見地味ですが、フラッシュ撮影をするときれいなピンク色。
ウスベニトガリメイガ
ウスベニトガリメイガ

オスメス別模様のヨツボシホソバ。左がメス、右がオス。
ヨツボシホソバ♀ヨツボシホソバ♂

左はツマキホソバで、右はヤネホソバかな?
ヒメキホソバヤネホソバ

小さい小さいアカガネマルキバガ。
ものすごく小さいけれどカラフル。一見ハゴロモの仲間にも見えそう。
アカガネマルキバガ

これも小さいクローバヒメハマキ。
一度会ったきり。
クローバヒメハマキ

他にもツバメエダシャクの仲間などの白系の蛾や、茶色のグラデーションの地味目の蛾などたくさん見つかりました。
同定が大変すぎるので、それらはまた別の機会に・・・(^_^;)

クロアゲハなどの大型の蝶が全くいない暗めの雑木林なのでクモ以外を探すことがほとんどありませんでした。
こんなにたくさん蛾がいたとは、びっくりです。

<同じ場所にいたほかの蛾> ・・・・・ 上記よりもっとカラフルなのも入っています。
「ヤママユの幼虫」 「オオベニヘリコケガ」 「オオゴマダラエダシャク」 「きれいな卵」 「コヨツメアオシャク」
「ビロードハマキ」 「トンボエダシャクの仲間」 「ハグルマエダシャク」 「ナミガタシロナミシャク」 「スジベニコケガ」


JUGEMテーマ:昆虫写真


にほんブログ村のランキングに参加しています。もしよろしければ、どれかボタンをポチっと応援クリックお願いいたします。
ボタンの内容の他の皆さんのブログも見られます。
にほんブログ村 写真ブログ 昆虫写真へ にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ