裏山のユウレイグモたちが産卵ラッシュでした。
斜面の手すりの角にユウレイグモのメスが1頭ずつ隠れていて、ほとんどのメスが卵塊を抱えていました。
産卵は少し前の時期だったようで、孵化直前や孵化したばかりのものもいました。
(2020.6.27 17時半ごろ撮影)
手すりの下で卵塊を抱えるユウレイグモ。
こちらも卵塊を抱えていますが、上のものより透明度が低いような気がします。上よりは早めに産卵?
こちらは孵化直前の子グモたち。
卵を守るユウレウグモはみんな壁の下にくっついていますが、そっと降りてきてもらいました。拡大。
ちょっと卵の数が少ないような気がします。
こちらは孵化しかかっています。
すぐ近くにいる別のユウレイグモは♂なのでしょうか。
ちょっと拡大。
オスがユウレイグモの子グモを捕食しているのを見たことがありますが、別のオスの子どもを食べてしまう?
こちらはまだお腹が大きなメス。
オスも少し見つかりました。触肢が透明なオレンジできれいです。
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以前この場所でユウレイグモの卵塊にカマキリモドキの幼虫らしきものがくっついているのを見かけました。
カマキリモドキはクモの幼虫が卵を食べて育つそうです。
今回は、どの卵塊も大きな変化がなさそうなものばかり。
捕食者は少なめでした。
この雑木林全体で見ると、今日はヤリグモがあちこちで見つかりました。
ユウレイグモたちが孵化したら、捕食者たちが急に集まってくる感じなんでしょうか。
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この場所にいたほかのクモたちも…。
ユウレイグモの前の時期に活動が盛んだったカレハヒメグモ。
卵のうを守っています。たくさんいたのに今日はこの1頭だけ。
カレハヒメグモの子グモを狙うセンショウグモ。
センショウグモの卵のう。上とは別のセンショウグモの親の卵かも。
少し離れてヤリグモも1頭だけ。
<以前に書いたここのユウレイグモのお話>
同じような話ばかりですが、年によって時期によってメンバーが変わります。
カレハヒメグモとユウレイグモの網にいたクモ(2019.5.9)
カレハヒメグモをめぐる攻防戦(2018.7.7)
卵のうを守るユウレイグモ 卵のグルーミングなど(2018.7.7)
センショウグモ(2016.6.11)
ユウレイグモのお母さん(2012.9.5)
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