虫散歩

ようこそ♪ 身近な虫やクモ、鳥などを探しながらの散歩日記です。
2010年春以前の記事は神奈川県、以降は愛知県での観察です。
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クサグモの卵のうから出てきたヒメカマキリモドキ
 
4月に持ち帰って、すっかり忘れていたクモの卵のうから、ヒメカマキリモドキが羽化していました。

これは、私としては大事件です。

プラ容器に入れっぱなしにして、しばらくは気にしていましたが、クモが出てくる気配もないので、放置してありました。
容器を片付けようかと思って中を見たら、ヒメカマキリモドキが!

※追記2019.6.8 卵のうの主は当初はイナズマクサグモではないかと思っていましたが、おそらくクサグモです。タイトルと本文を訂正します。


容器で羽化していたヒメカマキリモドキの死骸。
すべて2019年5月31日に撮影。
ヒメカマキリモドキの死骸

角度を変えて。
ヒメカマキリモドキの死骸

まゆも一緒に。
ヒメカマキリモドキの死骸

ヒメカマキリモドキが入っていたまゆを拡大。
ヒメカマキリモドキのまゆ

ヒメカマキリモドキが、羽化の際に残した脱皮殻。
クサカゲロウの仲間は、蛹が歩いてまゆから出てきて、まゆの外で羽化するのだそうです。
ヒメカマキリモドキの脱皮殻



続いて、この卵のうを見つけた時の記録です。
すべて2019年4月4日に撮影。

牛舎の横にある生け垣に、棚網が続いていました。
4月上旬はコクサグモはまだこんなに育っていないはず。いろいろ考えた結果、クサグモだと思います。
クサグモがこんなにたくさんいるのを見たのは初めて。牛糞にハエがたくさん集まるせい?
生け垣に続く棚網

棚網には赤と黒の幼体がたくさんいました。
クサグモ幼体

別の個体ですがアップで。
クサグモ幼体

このクモは当初イナズマクサグモではないかと思い、Twitterでもそう書きましたが、クサグモに訂正します。

根拠は、幼体が赤と黒であること。(イナズマクサグモの幼体は黒いらしい)
棚網が生け垣の全体に散らばっていること。
(イナズマの網は地表が多い。ただし、生け垣の上に見かけることもある)

この幼体は、古い卵のうの隙間に隠れています。
古い卵のうと幼体

枯葉と糸の塊があちこちにありました。
枯葉の塊

上の塊を開くと、古い卵のうがあります。
枯葉の塊を開けると

こんな感じの古い卵のうがたくさん見つかりました。
古い卵のう

開けてみたもののほとんどが、外側の幕が破れていました。
中を見ると、子グモたちの脱皮殻。
古い卵のうと幼体の脱皮殻

これが、今回持ち帰った卵のうです。
この卵のうは外側の幕が破れていませんでした。
破れていない古い卵のう

外側の幕を破ってみると、白い糸の塊が。
赤い汁もついています。これは子グモを食べた跡だったのかもしれません。
卵のうを開いてみた

これをクモの卵のうだと思い込んで持ち帰ったのでした。
卵のうを開いてみた

よく考えてみれば、このタイプのクモの卵のうは、下に糸のベッドを作って、その後に卵塊を絞り出し、上から糸で覆いをするので、こんな風に丸くはならないはず。

ヒメカマキリモドキが自分自身を糸でくるんだからこんな風に丸く仕上がっているわけです。


大事なシーンを見逃してしまいました。
羽化には立ち会えなくても、せめて生きているうちに会いたかった。

それにしても、処分しようとした容器にヒメカマキリモドキの姿を見た時には、一瞬何が起きたのかわかりませんでした(^^ゞ

私自身がヒメカマキリモドキを捕まえたのは、今までで一度だけ。
その時のヒメカマキリモドキはほかの人に渡したので、自分の手元にはないはずなのに。

びっくりでした。



今回わかったことは…。

◆ヒメカマキリモドキの幼虫は、クサグモの卵も食べるらしい。
(今まで私が幼虫を見かけたのは、ユウレイグモとトリノフンダマシの卵のう。卵塊を見つけたのは、アリグモとウロコウロコアシナガグモの卵のうのそば。)

◆ヒメカマキリモドキは5月に羽化する個体もいる。
今まで夏の虫だと思っていました。

◆ヒメカマキリモドキは雑木林だけにいるわけではないらしい。
今回の場所は、畑に囲まれた牛舎の横。雑木林からは少し距離があります。

◆イナズマクサグモについて、私自身が勉強不足。
イナズマクサグモは、ネットではほとんど情報がありませんが、わが家の近所にはたくさんいます。
もう少しきちんと見に行って把握するべきだと反省しました。



<以前見たヒメカマキリモドキ関連>

ヒメカマキリモドキ カマキリみたいなハチみたいなカゲロウ 2017.8.18

カマキリモドキの卵 2018.7.8

卵のうを守るユウレイグモ 卵のグルーミングなど 2018.7.7

トリノフンダマシが出のう 2017.9.5






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蜜を飲むクモ アオオビハエトリとアリグモ
  
近所のアカメガシワの蜜腺でクモが蜜を吸っている姿を見かけました。


アカメガシワの蜜腺にはいろんなアリが集まります。
当ブログでもアリと捕食者との攻防戦を何度か取り上げてきました。

今回は、アリはほとんど来ていなくて、それでもアオオビハエトリは蜜腺から離れないので、様子を見てみました。
5月27日16時ごろ撮影。


蜜腺で蜜を飲むトビイロシワアリ。
蜜腺に集まるトビイロシワアリ

アリを狙ってクモたちも集まります。

アリを狙うアオオビハエトリ♂。
アオオビハエトリの青い帯。写真だときれいですが、肉眼で判別は老眼の私には難しい。
アリを狙うアオオビハエトリ

アリを狙うアリグモ♂。
こうして比べてみると、アリグモはアリには似ていませんね。
アリを狙うアリグモ


今回の本題。蜜を飲むクモたち。

蜜を飲んでいる様子のアオオビハエトリ。
蜜を飲むアオオビハエトリ

ちょこまかと動きながらも、何度も蜜腺に顔を突っ込んで触肢をふるわせています。
蜜を飲むアオオビハエトリ

万歳はアオオビハエトリの定番ポーズ。
万歳するアオオビハエトリ

近くにいたアリグモも、蜜腺の上でじっとしていました。
蜜を飲むアリグモ

アリグモは、動かずに、ただ覆いかぶさっているだけ。
蜜を飲むアリグモ


静止画では伝わりにくいので、動画を撮ってみました。






アオオビハエトリの方は、蜜腺に顔を突っ込んでいる時もちょこまか動いていますし、その後も手足のグルーミングをしています。

蜜を飲んでいるだけでなく、蜜の臭いを体につけてアリをおびき寄せているか、または、アリの警戒心をなくそうとしているのではないか…。
と、勝手に推測。

根拠はありません。個人意見です。





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コクサグモの卵のう
  
いつもの池の柵でクモの卵のうを見つけたので、記録として残しておきます。
2019.3.8.17:30撮影。

柵に張りついたクモの卵のう。
ジョロウグモやサツマノミダマシなどの卵のうよりも糸が細くて密な感じ。
コクサグモの卵のう

覆いを開けてみると、中に子グモが。
コクサグモの幼体のようです。
コクサグモの幼体

さらに開くと、奥にいっぱい。
コクサグモの幼体
コクサグモの幼体
コクサグモの幼体


このクモはコクサグモの幼体だと思うのですが…。

似た感じのクモとして、クサグモとイナヅマクサグモがあります。

クサグモは卵のうの形が多面体だから、これでないことは確実。

イナヅマクサグモは春には成体になっているので、私自身は早春の幼体を見たことがないのですが、3月にこんなに小さくては5月の産卵に間に合わない気がします。(イナヅマクサはコクサよりも産卵が早い)
ということは、イナヅマクサグモは秋に分散して幼体で越冬しているのかな?


池の柵を見ていくと、徒歩10歩圏内ぐらいに同じような卵のうが5個もありました。
コクサグモの卵のうは、普段は茂みの中に作られるようで、一度にたくさん見たことはありません。
ここは隠すものがないから丸見えということのようです。
コクサグモの卵のう

こんな柵の隙間に卵のうが作ってありました。
池の柵

この池の夏の様子を知りませんが、コクサグモは散策路の外側の茂み(写真右奥)で網を張り、産卵のために柵に来たのでしょうか。この柵で棚網を張るのは難しそうです。


おまけですが…。
そばにいたマエアカスカシノメイガ。
これは真冬以外はずっと活動するようで、家の門灯でもよく見かけます。
マエアカスカシノメイガ

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春を探して_網を張るクモたち
  
今日は予報では雨だったので、近場で春探しをしてきました。

実際には雨は降らず。
裏の雑木林で、2019.3.19.正午前後に撮影。


目を凝らして探したら、極小サイズのクモたちが網を張っているのが見つかりました。

どのクモも幼体で小さく(2ミリ程度)、さらに網にいて風に揺れているので、全部ピンボケ写真です(^^ゞ

獲物を抱えてこしきに鎮座するゴミグモ。
ゴミグモは春先に出てくるイメージですが、まだこれしか見つかりませんでした。
ゴミグモ

雑木林の暗い林道にいたギンメッキゴミグモ。
ギンメッキゴミグモ

これはヤマゴミグモではないかと思います。
この雑木林は山と言うほどの山ではありませんが、夏になるとこのクモが増えます。
ヤマゴミグモ?

この雑木林には普段の夏だとギンナガゴミグモも見られますが、そちらは今回は見つかりませんでした。

枯れ枝に小さな水平円網がたくさん。
シロカネグモの仲間の幼体だと思います。造網中のものもいました。
シロカネグモの仲間

仰向けで背中が見えないので、ひとつプラ容器に入れてみました。
シロカネグモの仲間

これはムネグロサラグモ? 似たクモがいろいろいるので自信なし。
サラグモの仲間

ヤマシロオニグモ。
ヤマシロオニグモ?

小さな円網を張って、そばの住居に隠れていたアオオニグモ。
1メートル以上橋糸を伸ばし、そこそこ大きな網でした。とはいっても最盛期よりは小さめ。
アオオニグモ

アオオニグモ、お顔拝見。
アオオニグモ

木の幹と小枝に渡した不規則網。
張ったばかりの感じでしたが、クサグモの網? まだ出のう前だろうから、別のクモ?
クモの網


クモはここまで。あとは虫を少し…。

シャリンバイにいたナシミドリオオアブラムシと卵。
ナシミドリオオアブラムシ

ナシミドリオオアブラムシ活動中。この下の葉は甘露で濡れていました。
ナシミドリオオアブラムシ

ナシミドリオオアブラムシの越冬卵。
隣りにすでに孵化した後と思われるカラもありました。
ナシミドリオオアブラムシの卵

今年の初アゲハ。
ヒュウガミズキの植栽にナミアゲハが吸蜜に来ていました。
このヒュウガミズキが咲いているところ、初めて見ました。ずっと名前が気になっていた木。
いつも思いますが、春型のアゲハは一瞬モンシロチョウかと感じます。
ナミアゲハ

ぴかぴかできれいだったのでたくさん連写。
ナミアゲハ

ナミアゲハ

ナミアゲハ


おまけ。

ヒサカキの花が満開でした。
下からマクロで撮ると、結構きれいな花ですね。
ヒサカキの花

こちらのヒサカキは咲き始めなのか、まだ緑。
ヒサカキの花

切り株に生えた苔の胞子がきれいでした。
コケ


今日は、隣の茂みでウグイスの下手なさえずりが聞こえました。
いつの間にかツグミもヒタキ類も見かけなくなりました。


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越冬から覚めたアシナガグモの集団
  
いつもの池の柵にアシナガグモの集団がいました。
越冬から覚めて活動を始めたようです。

2月18日撮影。

昨日は暖かい陽気だったので、柵にクモたちが出てきていました。
その中でも気になったのが、一か所だけにたくさんいたアシナガグモ。


まず、アシナガグモたちの様子です。

バルーニングの姿勢をしていたトガリアシナガグモ。
ほかにもこういう姿勢のがいくつかいました。
トガリアシナガグモ

柵に何本も糸が渡してあって、大小のアシナガグモたちがぶら下がったり歩いたり。
糸にぶら下がるアシガナグモの仲間

数が多いので、移動しているクモ同士の接触も。
アシナガグモ同士が接触

仰向けにぶら下がっているのが多い中、お顔拝見。
アシナガグモ。
アシナガグモ

こちらは黒っぽいアシナガグモ。
黒っぽいアシナガグモ

トガリアシナガグモ。
トガリアシナガグモ

糸にぶら下がり糸くずを持っていた小さなアシナガグモ。
表から見ていないので、脚が縞々だからメガネドヨウグモなのかもしれません。
これって、もしかして糸を食べていた?
アシナガグモの仲間

糸にぶら下がるお腹大きめのアシナガグモ。
糸にぶら下がるあしなが雲

こちらはスレンダーで銅長め。
糸にぶら下がるアシナガグモ

お尻をあげていたアシナガグモ。
バルーニング体勢のところを撮りたかったのですが、カメラを向けるとお尻を下げてしまいます。
お尻をあげていたアシナガグモ

クモたちがいた柵。
1本の支柱ごとにアシナガグモが入り乱れていました。
クモがいた柵

背中から見て確認したのはほとんどがアシナガグモ幼体で、トガリアシナガグモ幼体が少し。
大きさはさまざま。

アシナガグモたちがたくさん見られたのは、池の半周を歩いた中でここだけでした。



■■これは、どういう場面だったのでしょうか。

体が大きなクモたちが先に覚醒して糸をたくさん出したところに、小さいクモたちがぶら下がっていたの?

アシナガグモは活動期には夕方から円網を張りますが、円網は一つもありませんでした。
私が帰った後、暗くなってから張ったということなのでしょうか?

夕方同じ場所を通りましたが、小さいクモたちは相変わらず糸にぶら下がっていましたが、大きなクモたちの姿が見当たりませんでした。
(大きいといっても、幼体なのでそこそこ小さいですが…)

大きいのたちはバルーニングして新天地を目指したのでしょうか。

鳥見の方に気をとられて最後まで見届けなかったのが残念です。



同じ場所で、ほかのクモも見つかりました。

これはヤハズハエトリのオスとメスではないかと思いますが、幼体なので自信なし。
オスクロハエトリなのかもしれません。
ハエトリ
ハエトリ
ハエトリ

これは、同じ柵の上にいましたが、私には同定不能(^^ゞ
不明クモ



池のほかの場所では、円網にいるアシナガグモが見られました。

網の横で捕食中だったアシナガグモ。
15時13分時点で小さめの円網が完成していました。
捕食中のアシナガグモ

何を食べているのか? わかりません。
捕食中のアシナガグモ

柵の下に張った網に、ユスリカのような虫がたくさんかかっていました。16時撮影。
クモの網にかかった虫



重たい腰を上げて一昨日やっと越冬グモ探しを始めたら、もう覚醒するクモが出てきてしまいました。

今年は去年と比べて暖かい冬だった気がしますが、このまま春がきてしまうのでしょうか。



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池の柵で越冬中のクモ探し
  
いつもの池でのクモ探し、最後は池の柵にいたクモたちです。

2月17日撮影。



柵のくぼみにあったクモの住居を小枝でめくっていったら、よくわからないクモが出てきました。

アメイロハエトリ? アリグモ? タイリクアリグモ?
光沢があるからアリグモではなさそうだし、丸みがあるからヤサアリグモでもない…。
アメイロハエトリ?

触肢がわかりにくいのでもう1枚。
ハエトリ?

これも同じように住居に隠れていましたが、色合いが違います。
これは光沢があるけれど、アリグモなのかも?
アリグモって普通種なのに、幼体は変異が大きいので悩みます。
アリグモ?

上のハエトリたちが隠れていたのはこんな柵。
池の柵

樹脂でできた支柱のくぼみにクモの住居が数えきれないほどありました。
指では剥がせないくらいの小さいものばかり。
クモの住居

これも同じように隠れていたクモですが、なにハエトリなんでしょう?
ヤサアリグモの幼体?
ハエトリ?

同じようなのがもう一つ見つかりました。
ハエトリ?

きりがないので多くは剥がしませんでしたが、剥がした中の半分以上に住人がいました。



同じ柵にあった違う形のクモの創作物。幕の境界がはっきりしています。
おそらくネコハグモの卵のうではないかと思います。
ネコハグモ?

めくってみたら、子グモが少し隠れていました。
ネコハグモ?



柵の横棒のつけ根にあったクモの卵のう。
オレンジ色の卵が透けて見えました。水辺だし、ナカムラオニグモの卵のうではないかと思います。
ナカムラオニグモの卵のう?



柵の横棒の裏にあった卵のうの跡。
これは、カレハヒメグモが出のうした跡ではないかと思います。(たぶん)
カレハヒメグモの卵のう?



クモの住居が無数にあったので何の気なしにめくってみましたが、なんだかよくわからないものが…。
ただのアリグモ? それともアメイロハエトリ?

ご存知の方がいらっしゃいましたが、教えていただけるとうれしいです。


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竹林で越冬中のクモ探し
  
いつも鳥見に行く池は竹林があるので、竹にいるクモ探し。

古い竹が倒れている中で、割れているものをのぞいてみました。


2月17日撮影。


割れた竹の中に続くヒラタグモの網。
網が2〜3枚重ねて張ってあって、活動期だと、1枚めくるとクモが飛び出してきます。
ヒラタグモの住居

この網は受信糸(獲物が通ると中のクモの伝わるシステム)がわかりやすいですね。
ヒラタグモの網

2つの網をめくってみましたが、幼体が1つ見つかりました。
もっとめくれば出のう前の子グモが見つかるのでは?
ヒラタグモ



こちらは竹の中の節にあったクモの住居。
クモの住居

中を開けてみたら、ミヤグモの仲間?(自信はありません)
住居の形態が、放射状に糸を引くミヤグモの網とはちょっと違うような気がしますが…。
ミヤグモの仲間?



これもなんだか規則性がわからないクモの網。
ヤチグモの住居

出てきたクモはヤチグモの仲間。
絵合わせだとシモフリヤチグモあたりですが、ヤチグモの同定は難しいので、決めつけるのはやめておきます(^^ゞ
ヤチグモの仲間

上のヤチグモの網から、もう1つクモが。ミスジハエトリ?
これは屋内性のクモのイメージですが、こんな竹林にもいるんですね。周辺に建物は一切ありません。
ミスジハエトリ



竹の中にヒゴユウレイグモでもいないかなと思ったのですが、割れていない竹を何とかするのは道具なしでは無理だし、公園で不審者だと思われてもいやなので、すでに茶色くなって割れているものを探しました。


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カクレミノで越冬するウロコアシナガグモ
  
鳥見に行くいつもの池で今日はクモ探しもしてみました。
冬のクモ探しは大変かと思いましたが、案外頑張らずにいろいろ出てきました。


池の脇のカクレミノにはウロコアシナガグモがたくさん見つかりました。


以下、すべて別々の個体です。


折れ曲がった葉にいたウロコアシナガグモ。オスの亜成体?
成体か亜成体かは、見た感じで書いているのでいい加減です(^^ゞ
ウロコアシナガグモ

日向にあるカクレミノは葉がこんな感じに折れ曲がっているものが多く、開いてみるとかなりの確率でウロコアシナガグモが見つかりました。
カクレミノの葉

こちらはメスの亜成体?
ウロコアシナガグモ

こちらもメスの亜成体?
ウロ<br />
コアシナガグモ

こちらはオスの成体? 赤味がきれい。
ウロコアシナガグモ

葉を開くとこんな感じでいます。
袋状の住居があるのもいるし…。
これはウロコアシナガグモの住居ではなくて、別のクモ(アリグモあたり)の住居の跡では?
ウロコアシナガグモ

袋状住居はなくて、ただ折れた部分に隠れているのもいました。
ウロコアシナガグモ


個体によってはユスリカかなにかの小さな虫がそばで固まっているのもありました。
越冬中だけれど、暖かな日は捕食しているようですね。

春先に見かけるウロコアシナガグモは、寄生バチの幼虫やダニが背中についているのが多いように思いますが、今日は一つも見かけませんでした。

カクレミノの葉裏は冬の虫探しの定番ですが、今日数株見たところでは、ほかの虫は見つからず。



※関連の記事
「8月のウロコアシナガグモたち 網、脱皮、交接など」2017.8.16

「ウロコアシナガグモとイモムシ」2010.6.3


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ネコハグモの求愛と網張り
 
ため池沿いの低木にネコハグモのぼろ網がたくさんありました。

(2018.10.19〜25に撮影)

天幕の下にメスが隠れています。
ネコハグモの網


----------------------------------------------

◆1日目

網の中をのぞいていくと、ほとんどがメスひとりか空き家でしたが、ひとつだけペアでいる網がありました。

2018.10.19.16:31
ネコハグモのペア

オスがメスに向かって求愛を始めました。(左がメス、右がオス)
その動画はTwitterでどうぞ。



ペアがいたのはこんな場所。
なぜか食べかすは全く残っておらず、自分のものと思われる脱皮がらが一つついているだけでした。
16:40
ネコハグモのペア

ペアを拡大。(上がメス、下がオス)
16:43
ネコハグモのペア

求愛は、私が網を壊したのが気になったのか、途中で中断。
その後しばらく待ちましたが、メスは網の補修に精を出し、オスが時々ちょっかいを出しても無視でした。


メスの網の補修の手順は…。
まず最初に葉の端まで行ってそこから中央の天幕に糸を引く作業を繰り返し。
四方八方から天幕に糸を引いた後、天幕と周辺の糸の補修。
途中、天幕の一部を食べているのではないかと思われるしぐさ。
天幕と一部の糸は梳糸(そし)で作るようで、少しずつ糸を引き出しながら糸を脚でしごいていました。


求愛と網張りの動画はこちら。
1:02までは求愛、その後は網張理の様子です。



◆2日目

続きが気になったので、このペアのためだけに翌日も出かけてみました。

見ているとオスとメスがぴたりと寄り添う形になりましたが、結局これ以上の進展はなし。
左がメスで右がオス。これはメスがオスのほうに近づいて寄り添ったもの。
(ほかのクモはオスの方から近づく気がしますが…)
2018.11.20.15:43
ネコハグモの求愛


◆3日目

しつこく翌々日も行きました。

オスが天幕のそばの枯葉の中に移動して、両者ともじっとしていました。
2018.10.21.17:12
ネコハグモのペア

ネコハグモのオスを拡大。
ネコハグモ♂

メスを拡大。
ネコハグモ♀


◆4日目

ついでがあって久しぶりに行ってみると…。

例の網は空き家になっていて、そばの枯葉にメスだけがいました。
2018.10.25.10:04
ネコハグモ♀


その後はこの池に行っていないので、産卵に至ったかどうかはわかりません。

結局ネコハグモの交接を見ることはできませんでした。
毎度中途半端な観察ばかりで残念です。


----------------------------------------------


ついでながら、今回のため池にいたネコハグモたちの様子を少し…。

ネコハグモは食べかすを掃除しないようで、天幕の外にいろんな虫の死骸が残っています。
これを見ると、アリも食べるようです。
ネコハグモの出した食べかす

天幕の下にメスのネコハグモが隠れているのですが、伏せているのと天幕の裏にぶら下がっているのがいます。

天幕の下に伏せるネコハグモのメス。
天幕の下に伏せるネコハグモ♀

天幕の下にぶら下がっているメス。
天幕にぶら下がるネコハグモ♀


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ジョロウグモの産卵ラッシュ
  
近所の緑地公園でジョロウグモの産卵ラッシュでした。

気がついたのは11月8日の夜。
その後毎日のようにのぞきに行きました。

梅の木を中心に、産卵準備中のものや産卵後卵のうの覆いをしているものがたくさん見られました。

毎年ジョロウグモの卵のう探しをしていて、よく見つかる場所を夜中にあたってみたものです。

Twitterを始めたので、今回はツイート埋め込みで行こうと思います。



その後も何度も通いましたが、残念ながら赤い卵塊をぎゅっと絞り出す瞬間は見られませんでした。



何日か見てきてわかったことは…。


◆念入りにベッドを作る
卵を産みつける前に、かなり時間をかけてふわふわベッドを作る。
1時間以上ゆっくり作業するようで、どれも産卵まで待ちきれず。
ベッド作成に限らず、ジョロウグモの産卵作業はかなりスローペース。




◆古い卵のうの再利用
卵のうの覆いに、去年の卵のうの糸を再利用しているものが2件あった。
古い卵のうを再利用すると、自分が糸を絞り出すのが省ける。
ひとつはハイスピードで卵のうを作って退散。
もうひとつは、余力ができたのか、卵のうのそばに小さい円網を張っていた。




◆カムフラージュの作業は大変
卵のうの覆いにカムフラージュの木くずなどをつける。
木くずはありものを利用するのではなく、自分の牙で樹皮やコケを噛み切って集める。
力を込めて噛み切っていくつか欠片を集め、それを糸でラッピングして卵のうにい張りつける。

ベッド作りや産卵の作業は夜のみ。カムフラージュ作業は昼間も続けていた。




◆卵のうを作る場所
今回はウメとサクラの木を中心に見た。
枝の付け根のちょっとくぼんだ所が好きなようで、北東側が一番多かった。
この場所は西から風が吹くので、それを避けるためでは?
1本の小さいウメの木に卵のうが5つあるものも。

ヤマモモの木は常緑樹のせいか、幹ではなく葉裏に卵のうがあった。

ジョロウグモの網がたくさんあるのに卵のうが一つも見つからない木もあった。
お腹が大きくて行方不明の個体がいて、あれは産卵するために遠くまで歩いて移動したのか?

一つだけ枝に渡した糸に卵のうを産みつけた個体がいた。母グモは余力があったのか、数日間卵のうのそばにいた。

この場所はヨコヅナサシガメがあちこちの木で越冬している。
今回はヨコヅナサシガメの集団のそばに産卵したジョロウグモはいなかった。(例年はある)




◆産卵の時間帯
夜の11時ごろ行って、すでに産卵済みのものもいたし、まだベッド作成中のものもいた。
最初に気がついた11月8日の夜中が一番たくさん見られた。


◆卵のうを守る母グモ
卵のうのそばにいる母グモは大体翌日いっぱいぐらいしか見られない。

例外として、古い卵のうを再利用した個体と卵塊を枝に渡した糸にぶら下げた個体は、覆いを作る糸を絞り出すエネルギーを使わなかったせいか、しばらく卵のそばにいた。


こんなところでしょうか。



例年もう少し遅い時期(12〜1月ぐらい)の昼間にジョロウグモの卵のう探しをしていました。
夜中に産卵を探したのは今年が初めてです。

今日の夜は産卵している個体は一つも見つかりませんでした。

お腹の大きなジョロウグモはまだまだ見つかります。
産卵が集中する気象条件のようなものがあるのでしょうか。

時間帯を変えていろいろ見に行きましたが、一度も卵を絞り出す瞬間が見られなかったのがまことに残念です。
あと、きちんと個体数を数えなかったのもダメですね(^^ゞ


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