虫散歩

ようこそ♪ 身近な虫やクモ、鳥などを探しながらの散歩日記です。
2010年春以前の記事は神奈川県、以降は愛知県での観察です。
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外来種のマツヘリカメムシ in愛知

学校の廊下で、初見のカメムシを見つけました。
調べてみたところ、外来種のマツヘリカメムシと判明。
(2016.11.17.撮影)

ネット検索によると…、
原産地は北米。2008年に東京で発見され、生息域は拡大中。
成虫、幼虫ともに、マツの新芽、球果(まつかさ)、種子などから汁を吸うマツの害虫。
灯火にも良く集まり、越冬のため建造物内にも入り込む。とのことです。

授業参観で中学に行ったら、2階の廊下を歩いていました。
マツヘリカメムシ

このプラ容器の内径は3.5cmですから、体長はだいたい2cm弱。わりと大き目なカメムシです。
マツヘリカメムシ

お顔拝見。
マツヘリカメムシ

後ろ足の形が特徴的でした。
マツヘリカメムシ

「記憶にないけれど、自分のカメムシの知識がないから知らないだけだろう」と思って、写真を撮った後は窓から外に放してやりました。
珍しいカメムシだし、害虫のようなので、捕獲しておけばよかったかな?

わが子の中学は、周囲を雑木林に囲まれて、アカマツもかなり残っています。
夜になると明かりは校舎だけになるので、灯火採集には絶好の立地です。
たぶんこの虫も、校舎の明かりを目指して入ってきて、越冬場所を探して迷っていたのでしょう。

数年前からひどかったカシノナガキクイムシの害がやっと一段落したと思ったら、こんどは松枯れですか…。

※参考資料
「兵庫県神戸市で採集されたマツヘリカメムシ」(佐用町昆虫館の会報)2015
「つくばに現れたマツヘリカメムシ」(農研機構コラム)2014.6.6.


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ジョロウグモは毎日網を張りかえるのか?(3)

ジョロウグモの網の張り替えの観察、第三弾です。
雨が降った夜の翌日の昼のクモの網の様子と、その晩の様子など…。
雨降りで想定外の張り替えが必要になると、目の粗い網が増えるようです。


■11月1日15時半ごろ

午前中には縦糸と足場糸だけのジョロウグモがほとんどでしたが、日中の間にどのクモも全体に(←いつもの夜のように左右半分ずつではなく)、横糸を張り直してありました。
ただ、いつもの網と比べると、横糸の間隔が広めだったり、雑な感じに仕上がっているものがほとんど。

こちらは、目が粗くて雑な感じの網。
1回で網全体を張り直したので、糸を排出する栄養源が足りなくて、雑になってしまったのでしょうか。
午前<br />
中に全て修復した網

これは、きれいに全体に横糸が張ってあります。
ここは風通しもよくて獲物もかかりやすいので、栄養状態のいいクモだからかもしれません。
夕方はかなり風が吹いていて、せっかく張ったのに、落ち葉が貼りつく網がいくつも見られました。
午前中に全て修復した網

このクモは、飛んできた落ち葉を獲物と間違えてラッピング。すぐに気がついて、下に落としました。
落ち葉を獲物と間違えて


■11月1日19時半ごろ

どのクモも朝一番は縦糸と足場糸の状態で、午前中のうちに全面横糸を張ったせいか、夜になっても張りかえる様子はありませんでした。

自宅のジョロウグモ。前日まで毎日半分ずつ張りかえていたのに、この夜は張りかえる気なし。
夜になっても張り替えない

雑木林のクモたちも、いつもの夜のように、半分網を食べて張りかえようとしているものがいませんでした。
夜になっても張り替えない


■11月2日10時ごろ

朝になって、明るい中で網全体をよく見ても、右と左で様子が違う網(つまり夜の間に半分張りかえた網)は見られませんでした。
前日の午前中に張った目の粗い雑な網のままと思われるクモが多数派でした。

目の粗い網。
目の粗い網

別のクモですが、粗い網を拡大。
「足場糸の間の横糸の本数を減らしているのかな?」と思ってよく見たら、外側へ行くほど足場糸の間隔が大きくとってあるので横糸の間隔も広がっているようです。ということは、雨が降った時に足場糸も張り替えたのかな?
目の粗い網

この網も足場糸の間隔が広め。粘球が黄色いです。
ジョロウグモの網は秋になると黄色っぽいものが増えますが、「網を張って時間がたって粘球が変質した」という記述を読んだことがありますが、こうしてみると、その説はどうも間違っているようですね。
そこそこ新しい粘球でも黄色いようです。
目の粗い網

こちらは、脱皮直後と思われるクモ。この後、オスが交接するためにお腹にしがみついていました。
写真ではわかりにくいですが、脱皮の時は網の間隔も広いし、雑な感じです。
(交接のアップ写真ばかり撮っていて、網の鮮明な写真を撮るのを忘れました)
脱皮直後のクモ


■11月2日19時半ごろ

いつもの雑木林周辺見て回りましたが、この晩はほとんどの網が半分網(修復中の網)になっていました。
最近夜に見て回った中で、最も半分網の割合が多かったと思います。

半分に切っているところを見たかったのですが、手元で切り取り作業が見られたのはこのクモだけ。
ライトとフラッシュに驚いたのか、この後作業を止めてフリーズしてしまいました。
網を切っているところ


「どんなふうに網を切って半分にしているのか?」が今後の課題です。
今回の連日の観察で、切ってぐしゃぐしゃになった網を食べているクモは何度か見ることができましたが、どういう風に半分に分断するのかは見られませんでした。

だいたいわかったような気がしていましたが、まだまだわからないことばかり…。
そうこうしているうちに、寒くなってジョロウグモたちも手じまいの時期になりそうです。



裏山のジョロウグモも確認に行ってきました。

昨日の朝、裏山の上まで登ってみました。
ちなみに、今回の一連の観察場所は裏山の周辺(ふもと)の道路沿い。
いつもなら雑木林や展望台にうんざりするほど重なり合っているジョロウグモの網が全然ありませんでした。
一生懸命探して、一つ、二つ…。

今年はスズメバチがやけに活発なので、秋口は怖くて雑木林に入りませんでした。
もう裏山のジョロウグモの時期は終わってしまったのか? それとも何か生態系に変化があったのか?
一度くらい9月か10月に、偵察に行っておけばよかったです。
卵のうもまったくないところから見ると、今年の秋はこの展望台で観察を始めて以来初めてジョロウグモの少ない年だったようです。
雑木林の周辺(下)にはこれほどジョロウグモが多いのに、どうしてなんでしょうか?



まったくの余談ですが…。

樹液の木にスズメバチとクロコノマチョウが来ていました。(2016.11.2.10:30)
クロコノマチョウの秋型のメスって、翅を開くとかなり派手なんですね!びっくり!
トモエ蛾やクジャクチョウのような派手な目玉があります。全然知りませんでした。
じっと見ていると一瞬だけ翅を開くのですが、あまりにも速すぎて撮れませんでした。
こちらに写真がありました。→「蝶の図鑑」クロコノマチョウ
スズメバチたちが近くにいなければ捕まえようかと思ったのですが、結局スズメバチに私が追い払われました。
クロコノマチョウとオオスズメバチ


※関連の記事
「ジョロウグモは毎日網を張りかえるのか?(1)」
「ジョロウグモは毎日網を張りかえるのか?(2)」



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ジョロウグモは毎日網を張りかえるのか?(2)

前回の記事に引き続き、ジョロウグモの網は毎日張り替えられるのか、見に行った結果です。
今回は、強風ではなかった日の晩の張り替えの様子と、雨の日の網の様子を中心に…。


■10月30日20時ごろ

この日の夕方はそれほど強風ではありませんでしたが、やっぱり半分になった網が半数以上でした。
ほとんどのジョロウグモが、毎晩半分ずつ張り替えているようです。(と、この時は思いました)

半分の網

半分の網

これは、前回の記事にも出てきた自宅のジョロウグモ。
前日は左側の張り直しをしていましたが、この日は右側を撤収して縦糸を張ったところです。
半分の網


■10月31日21時ごろ

この日は夜中から翌日の明け方にかけて雨が降りました。見に行ったのは雨が降る前。
前日のように半分の網がたくさん。日没からこの時間までの間に、半分の網を食べ終えて撤収してあります。
この数時間後に雨が降ったわけですが、特に予測して準備している気配は見られません。

半分撤収して半分残った網。
半分の網

こちらも半分の網。
半分の網

これは、自宅のジョロウグモ。また前日とは逆の側を張り直ししようとしています。
半分の網

切れ目はきれいに整っています。
横糸を噛み切っていくのでしょうが、噛み切る瞬間を見てみたいものです。
これまでの観察結果だと、日没後から20時までの間に噛みきるわけですね。
網の切れ目



■11月1日8時ごろ

夜中に雨が降った翌朝の様子を見に行きました。雨は上がっていましたが、曇りで太陽はまだ。
太陽の反射がないと、網の細かいところまで見るのはけっこう手間がかかります。
縦糸と足場糸だけの網、半分だけが縦糸と足場糸であとは元通りの網、円網はなくなっているクモ、さまざまでした。

一番多かったのが、縦糸と足場糸だけの網。
縦糸と足場糸だけの状態

別のクモの網ですが、縦糸と足場糸だけの状態を拡大。
クモの網は、縦糸を張った後に足場糸を張って、その後に細かく横糸を張っていきます。
粘球がついて粘るのは、ここでは撤収されている横糸です。
縦糸と足場糸だけの状態

こちらのクモは、右半分は元のまままで、左半分は縦糸と足場糸だけ。
右半分は残し、左半分は足場糸だけ

雨粒のついた網も見つけました。雨粒がついた網は一か所に集中していました。風向きのせいかな?
この網は、左側の雨粒のついた部分は元のまま。右側は縦糸の張り直しの最中でした。
半分が元のまま、半分は貼り直し中

雨粒がついた元の網を拡大。足場糸は粘球がついていないので、水滴もほぼついていません。
雨粒のついた網

さらに拡大。
雨粒のついた網

横糸のない適当な網なのに蛾を捕まえて食べているクモもいました。蛾の方も、とんだぼんやりさん。
蛾を捕まえたジョロウグモ

蛾を食べているクモに交接を迫るオスグモ。
毎晩の網の撤収も張り直しも、オスはなんにも協力していないようです。
交接中


雨が降り出して、横糸だけを撤収したのか、それとも縦糸も足場糸もすべて撤収して、早朝に縦糸と足場糸だけ張り直して横糸はまだこれから張るつもりだったのか?
午前8時の状況を見ただけでは、はっきりとしたことは言えません。


この後太陽が出てきて、クモたちは一斉に横糸を張ったと思われます。
昼間は野暮用があって見に行けなかったので、夕方もう一度見に行ったら、ほぼ完成形の網がほとんどでした。
ただ、ちょっと気になる点も…。そのお話はまた次の記事に書こうと思います。

※関連の記事
ジョロウグモは毎日網を張りかえるのか?(1)
ジョロウグモは毎日網を張りかえるのか?(3)

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ジョロウグモは毎日網を張りかえるのか?(1)

ジョロウグモの網の張り替え状況を観察に行ってみました。

土曜日の夜、家のそばの雑木林の脇を念入りに観察していたら、ジョロウグモたちが一斉に網の張り替え作業を始めていました。
ジョロウグモは網を毎日修理することは聞いていましたが、今回初めて少々真面目に向き合ってみました。

ご存知のない方のために、ジョロウグモは蹄形円網といって、こんな感じの網を張ります。
ジョロウグモの蹄形円網

■10月29日20時ごろ

雑木林沿いにたくさん並ぶジョロウグモの網の約3分の2が、網の半分がなくなっていました。
半分になった網のジョロウグモのほとんどは、こしきから離れて修復作業に一生懸命でした。
(私のカメラ能力不足で、こしきにクモのいない網にピントを合わせられず、やむを得ずこしきにクモがいる半分網の写真を載せます。)
円網が半分なくなった状態

どのクモも壊れた網を手繰り寄せています。
壊れた網を手繰り寄せる

手元に手繰り寄せて、丸めてから食べてしまいます。
網を手繰り寄せる

食べるのは一瞬。上手く写りません(^^;)
網を食べる

■10月29日23時ごろ

再び雑木林に行ってみると、網を張っている最中のクモが少しいました。
半分になってしまった網のクモがみんな造網中だったわけではなく、まだ何もしていないクモもいました。

この写真は、わが家の庭で、縦糸を張り終えて、横糸を張っているクモ。
真っ暗な中で網を張るクモを撮るのは、私には難易度が高く、道端ではうまく撮れないし人目もあるので、雑木林の観察の後、自宅のクモで時間をかけて撮りました(^^;)
網を修復する

上のクモの張り直した部分。出来立てほやほや。
修復した部分

■10月30日10時半ごろ

昨日半分の網ばかりだった場所は、全て(!)円網に修復済みでした。

直した部分と元のままの部分、わかりますか? 左側3分の1が元の網、右が新しい網。
修復した網

もう一つ別の網も。
修復した網

これは光が当たってわかりやすいかな?
網の写真を撮るのは、もっと朝早い時間の方が、太陽が横から差すのできれいに撮れます。
修復した網

20個くらい網を確認してみましたが、直し忘れは一つもありませんでした。
回収忘れなのか、必要なかったのか、食べ残しの網の残骸はいくつかありました。
片づけ忘れた糸


29日の夕方はかなりの強風でした。
強風のせいで網が壊れたので一斉に張り替えをしていたのでしょうか。
全てのジョロウグモが張り替えをしていたわけではなく、そのままの網もいくつかありました。

張り替えしていなかった網は、破れがなくきれいな網のものが多かったのですが、逆にぼろぼろになりすぎて直していないものもありました。
個人的な意見ですが、「きれいだから直さなかった、ぼろぼろだからあきらめた」という理由もありそうですが、「クモ自身の栄養が足りないから直す余裕がなかった」「満腹だから今日はこのままでいい」という事情もありそうです。

気になったので、翌日と翌々日の夜にも見に行ってみました。
その記録は次の記事に書こうと思います。
やってみて感じましたが、これはなかなかおもしろい自由研究のネタになりそうです。


※関連の記事 
ジョロウグモは毎日網を張りかえるのか?(2)
ジョロウグモは毎日網を張りかえるのか?(3)

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よろよろのオオスズメバチのオス

道端にオオスズメバチがよろよろと歩いていました。
息も絶え絶えのオスのオオスズメバチでした。
(2016.10.30.10:30)

よろよろ歩きながら、舌のようなものを出したり引っ込めたり。
オオスズメバチ♂

時々翅を開いて震わせますが、飛べそうな気配もありません。
オオスズメバチ♂

さらにアップ。触角をグルーミング中。
オオスズメバチ♂の顔


いったん帰宅したのですが、撮った写真をネットで調べるとオスのオオスズメバチだとわかったので、もう一度出かけて持ち帰りました。

※参考にさせていただいたサイト
・都市のスズメバチ オオスズメバチの生活史 腹部の構造
・京都九条山自然観察日記 オスとメスの違い

オスだから刺されないと確信が持てたし、弱っているので、初めてスズメバチを手乗りにしてみました。
オオスズメバチ♂の手乗り

顔の頭楯の形でオスメスの見分けができるようです。
オオスズメバチ♂の顔

はじめは舌を出し入れしていましたが、いよいよ弱ってくると舌は出しっぱなしになりました。
オオスズメバチ♂の顔

舌を拡大。
オオスズメバチ♂の舌

オスは、お尻の先が丸くなっていて、針がありません。(メスは尖っているそうです)
オオスズメバチ♂のお尻

腹部を横から。
オオスズメバチ♂のお尻


オスの触角は13節。最初の1節を2つと数えるようです。
※参考サイト 都市のスズメバチ オスメスの違い
オオスズメバチ♂の触角

脚先に白いものがついています。褥盤というようです。
スズメバチは葉っぱなどに足一本でぶら下がります。どういう構造になっているのかちょっと拡大してみました。
オオスズメバチの脚先

※参考サイト スズメバチの爪と褥盤
こちらの顕微鏡写真だと、ぶら下がれる構造がよくわかります。

オスの見た目は、簡単に言うと、顔がしゅっと細長くて触角が長いのが特徴のようです。
でも、素人には恐ろしくて、元気な状態の時に近づくことは難しいですね(^^;)
もしうっかり判断を誤ってメスだったら、大変です。
秋に現れるアシナガバチのオスは、わりとよく見かけるし、飛んでいる様子でなんとなくわかるんですが…。


オオスズメバチのオスの出現時期は、このあたりは9〜11月だそうです。
新女王バチは少し遅れて出現。
先に羽化したオスが、巣の入り口付近で待機し、中から出てくる新女王と交尾。
新女王の羽化時期である10月中旬〜11月中旬にかけての午前中(9時〜12時頃)に、何十頭ものオスが巣付近を飛び回ることもあるそうです。
(「都市のスズメバチ」より)

今朝出会ったオスは、どういう状態だったんでしょう。
近くに巣はないようだし、そばにあった樹液の木に集まっていたオオスズメたちも、少し前から全く姿を見なくなりました。

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ビジョオニグモの卵のう・ラッピングなど

雑木林の樫の木にビジョオニグモを見つけました。
散歩のついでに見かけた様子をまとめてみます。

ビジョオニグモはこのブログでも何度も登場しましたが、今月は、卵のうや網をたたむところ、ラッピングなどが見られたのでもう一度…。

■10月7日
葉っぱの住居に隠れているビジョオニグモ♀を見つけました。
周りを見ても網は見つからず。
ビジョオニグモ

住居から出てきてもらったら、地面に落としてしまいました。
ビジョオニグモ

網はありませんでしたが、壊れた形跡はありました。粘球が黄色くて目立ちます。
ビジョオニグモの粘球

■10月11日
きれいな切れ網を張っていました。
赤い丸が、クモの住居です。
ビジョオニグモの切れ網

クモはここで待機中。
ビジョオニグモ

金色の切れ網をもう一度。
ビジョオニグモの切れ網

さらに拡大。
ビジョオニグモの切れ網

金色の粘球が均等についています。網ができてから時間が経つと、この間隔がもう少し不規則になります。
ビジョオニグモの切れ網

■10月20日
風の強い日。壊れた切れ網の糸を、あっという間に住居に隠れていたクモが自分の方に引き込みました。
どうも、網は大きく壊れると一筋の糸になるな造りになっていて、それをキューっと一気に吸い取った感じ。
手前に写っているのが、引き込んだ網の残骸です。(食べ残り)
ビジョオニグモはほかのクモと比べて風通しのいい場所に網を張る気がします。強風の日はすぐに壊れるのに…。
のぞいてみると、お腹が大きくなっています。
お腹の大きいビジョオニグモ

■10月24日
そばに卵のうがあるのに気がつきました。
ほかのクモのものかと悩みましたが、そばにいたのはアリグモとオダカグモだけ。
たぶんビジョオニグモの卵のうでいいと思います。
卵のうをつついてみましたが、クモは微動だにしませんでした。守る気なし?
卵のうを見つけた日以来、このクモが網を張っているところを見たことがありません。
私の知らない間に張っていたのかもしれませんが…。
ビジョオニグモと卵のう

卵のうを拡大。透けて見える卵も真っ白のようです。
ビジョオニグモの卵のう

■10月29日
すぐそばの別の樫の木にもビジョオニグモがいます。
こちらの方は、現在も見に行くたびに網を張っています。
住居に持ち込んでいた獲物を、いったん外に出してラッピング。一瞬でしたが、たくさんの糸を噴射していました。
ビジョオニグモのラッピング

獲物が掛かったせいか、網はぐしゃぐしゃになっていました。
ビジョオニグモの切れ網

8月にも雑木林でビジョオニグモをよく見かけましたが、北側の斜面ばかりでした。今はそこでは見つかりません。

ここは雑木林の東側。8月に見た場所よりは温かい場所だから、晩秋はここがいいのかな。

おまけですが…、8月に見たビジョオニグモのオス。
メスと同じように葉っぱの住居に隠れています。
ビジョオニグモのオスは網を張るんでしょうか?
この個体は張っていなかったし、以前に見たオスは網と空き家のある場所に住居を作って隠れていました。
ビジョオニグモのオス

お顔拝見。触肢がりっぱです。(2016.8.18.)
ビジョオニグモのオス

<ビジョオニグモ関連の記事>
「奥ゆかしい美女オニグモ(2010.10.16.)」
「アオオニグモとヒメアリ(2010.6.2.)」
「ビジョオニグモはどこが美女?(2009.9.18.)」
「近所のクモ(2009.8.13)」 ・・・ ビジョオニグモのオス
「最後の美女?」(2010.12.10)
「アカメガシワに来た捕食者たち」(2016.8.17.)
「金色の網」(2011.9.17.)

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サギのねぐら入り

土曜日は天気がよかったので、久しぶりにサギのねぐら入りを見に行ってきました。
出かけたのは、数年前によく通っていた隣町の池です。(2016.10.15.)

16:30 観察開始。まだ太陽が高くて逆光で日没待ち。

16:50 サギは数羽到着済み。カワウが5羽、旋回中。
カワウ

大サギと思われる大きなサギはだいたい1羽で飛んできます。サギのねぐら入り
サギのねぐら入り
サギのねぐら入り

小さいのは2羽、または5〜6羽で賑やかに。
サギのねぐら入り
サギのねぐら入り

17:40 最終的にはこのくらい集まりました。日も沈んで真っ暗。
この時点でも、まだぽつりぽつりと飛んでくるサギもいました。
サギのねぐら入り

以前私がここに通っていたのは9月でしたが、その時期は頭がまだオレンジ色のアマサギがたくさん来ていました。
9月時点で、アマサギを入れて100羽くらいがねぐら入りしていました。アマサギはこの辺りでは夏鳥です。
その後、10月にはねぐらに入るサギはほんの数羽に減ってしまいました。

今回は4年ぶりでしたが、10月なのに50羽くらいは来ていました。
薄暗い中を飛んでくる姿だけでの識別でしたが、大サギと小サギが集まっている感じでした。

一緒にねぐら入りを見ていた鳥見の先輩によると、今年の9月には300羽は入っていたそうです。
ねぐら入りするサギの数が、以前よりも増えたようです。
それに伴って、観客の数も少々増えたようです。


余談ですが…、カイツブリのダッシュ。
カイツブリって、水面を走るんですね。
カイツブリのダッシュ

※過去の関連記事
「サギたちは南へ」(2012.10.11.)



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アズチグモの親子

アズチグモの親子を見かけたので、記録として残しておきます。

卵のうを守る母グモを見かけても、次に行くと出嚢後で子グモに会えないことも多いですが、今回はいいタイミングで会えました。

■9月16日の記録

街路樹のアベリアの葉っぱが糸で曲げられていました。
アズチグモのまどい

裏返してみると、アズチグモの母グモが卵のうを守っています。
アズチグモの親子

子グモたちは既に生まれていて、外に出るのをうかがっていました。出嚢間近のようです。
アズチグモのまどい

刺激して、アズチグモの幼体に出てきてもらいました。
アズチグモの幼体

母グモは、お腹がすっかりへこんでいます。
アズチグモの親

親子のそばにカタツムリがいますが、偶然?
アズチグモの親子

この日は近くのツツジにアズチグモのオスも見かけました。繁殖シーズンだったようです。
アズチグモのオス

■8月27日の記録

上のアズチグモのお母さんが、同じ場所で産卵準備をしているところ。夜7時ごろ。
産卵準備をするアズチグモ

お腹がこんなに大きいクモでした。
産卵準備をするアズチグモ


アズチグモの親子がいたアベリアの枝は、見に行った次の日にきれいに剪定されてしまいました。
上手く分散することができたといいですが、剪定ごみに入れられて焼却場に行ってしまったかもしれません…。


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コガタスズメバチの巣の撤去 毛むくじゃらのスズメバチ

近所のお宅に大きめのコガタスズメバチの巣ができていました。
今朝、業者さんが撤去するのを一緒に見せてもらいました。


マルバヒイラギの生垣に大人の手を開いたくらいの大きさのコガタスズメバチの巣。
コガタスズメバチの巣

小さな丸い穴から出入りしています。
コガタスズメバチの巣

業者さんが巣の内部にスプレーをかけて撤去。
しばらくの間、巣の周りをスズメバチが飛びましたが、網で捕獲。
以前フタモンアシナガバチの大きな巣を撤去してもらった時と比べて、飛び交う数はかなり少なめでした。
コガタスズメバチは、キイロスズメバチと違って基本的には巣の中にいる蜂です。
薬剤を注入すると反撃する余裕もなく死んでしまうのだそうです。なるほど…。
コガタスズメバチの巣撤去

撤去した巣はこんな感じ。
木に食い込んでいたので、枝ごと撤去。
コガタスズメバチの巣

拡大。
コガタスズメバチの巣

割ってみたら(←業者さんが)、三層構造でした。
コガタスズメバチの巣

さらに分解。
巣を割ってみたら…

成虫は腹部を丸めて動いています。殺虫剤をかけられているので、苦しそう。
巣を割ってみたら…

写真を見ていて気がつきましたが、真ん中のコガタスズメバチだけ、胸部が黒い毛に覆われています。
毛むくじゃらのコガタスズメバチ。
こんなの初めて見ました。突然変異? ただ木くずがついただけ?
毛むくじゃらのコガタスズメバチ

※追記
撮った写真をもう一度じっくり見直しました。
どうも、胸部全体がまっ黒の毛で覆われた個体と、産毛程度の個体があるようです。
上の毛むくじゃらの個体は、ただでさえ毛が多いうえに薬剤で濡れていて、より毛深いのが目立ったようです。
両方写っている写真を、もう一枚。
コガタスズメバチ
----------------------------------追記ここまで


一番下の層。ハチの子がたくさん入っています。キャップの中はさなぎ。
一番下

中段はこんな感じ。真ん中部分は子育て終了。周辺部分にはハチの子が。
真ん中部分だけ先に利用して、蛹が羽化した後に増築してまた卵を産みつけたのでしょうか?
中段

一番上の層。ハニカム構造の個室の上に茶色い屋根がついている感じです。
一番上

巣の全体はこんな感じ。ざっと見て成虫は80匹以上。
捕虫網で捕まえたものや逃げたものもあるので、成虫だけでも100匹は入っていたようです。
巣の全体


今回の業者さんは、便利屋さんではなく、スズメバチを子どものころから捕っていて、副業としてスズメバチ駆除の仕事もされている方でした。
普段から、オオスズメバチやクロスズメバチを捕りに行かれるそうです。(食べるために)
同じスズメバチでも、習性や巣の形態の違いをよくご存じでした。
自作のハチ捕りの道具もいろいろ見せてもらえました。

虫に興味がなかったころは、私も蜂の巣の駆除は業者さんに頼んでいました。
便利屋さんが駆除に来ると、「何のハチでしたか?」と聞いても「スズメバチです」という感じです。
どんな蜂でも、細かい習性は関係なしに殺虫剤をスプレーして、巣を外しておしまい。

今日は、おもしろい蜂屋さんにお会いできて、ご近所みんなでお話を聞くことができました。
巣ができたお宅のお母さんに感謝です。

※関連の記事
「アシナガバチの巣」(2016.5.20.)
「キイロスズメバチの巣」(2009.12.8.)



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植物の根を食べるアオドウガネの幼虫

庭先の植木鉢に、アオドウガネの幼虫がたくさん育っていました。
(2016.10.9.)
いつも植え替えの時期になると気がつくのですが、今回は、幼虫が自分から外に出てきていました。
この幼虫は、植物の根っこを食べて枯らしてしまうので、ガーデニングの敵です。


放置してあったカンパニュラアルペンブルーの植木鉢に白いものが…。
見つけた時はもっと外に出ていましたが、カメラを取りに行っている間に潜ってしまいました。
アオドウガネの幼虫

ちょっと掘ってみたら、アオドウガネの幼虫が次々に見つかりました。
アオドウガネの幼虫

直径が手のひらサイズくらいの小さい鉢だったので、11匹見つかりました。
もっと大きな鉢だと、20〜30匹は簡単に見つかります。
アオドウガネの幼虫

手に持つと、のけぞってうまく撮れません。
アオドウガネの幼虫

お顔拝見。
アオドウガネの幼虫

横から拝見。
それほど大きくないので、このまま越冬して春になって成虫になるんだと思います。
アオドウガネの幼虫

鉢の下半分は幼虫がしたフンでいっぱいでした。
カブトムシの幼虫も、腐葉土がフンばかりになると腐葉土の上に上がってきます。
今回幼虫たちが外に出てきたのは、大雨のせいなのか、フンだらけになったせいなのか???
アオドウガネの幼虫のフン

以前、子どもが撮った写真ですが…。
幼虫を腐葉土の中に入れておいたら、成虫になりました。
アオドウガネの幼虫と成虫

アオドウガネは、幼虫が植物の根を食べてしまうので、ガーデニングをしている人には嫌われる虫です。
私の庭では、宿根草がよくダメにされます。とくにゼラニウム。
毎年、秋の植え替えの時に植木鉢の土をひっくり返すと、大量にこの幼虫が見つかります。

植物に勢いがないな…と気がついた時には、鉢を掘り起こすと幼虫がいっぱい。
植物の根っこはほとんどゼロになってしまっています。

アオドウガネは光に来る性質があるようで、夜明かりをつけている部屋の横の植木鉢に被害が多いし、成虫が力尽きて死んでいるのも明かりをつける部屋の窓の下が多いです。

アオドウガネを駆除するために農薬も出ていますが、私は、見つけたら、植物の方はあきらめることにしています。今回はお気に入りのアルペンブルーがやられたので、残念ですが…。

お気の毒ですが、幼虫たちはごみに捨てることにしています(^^;)


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