虫散歩

ようこそ♪ 身近な虫やクモ、鳥などを探しながらの散歩日記です。
2010年春以前の記事は神奈川県、以降は愛知県での観察です。
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クサグモの卵のうから出てきたヒメカマキリモドキ
 
4月に持ち帰って、すっかり忘れていたクモの卵のうから、ヒメカマキリモドキが羽化していました。

これは、私としては大事件です。

プラ容器に入れっぱなしにして、しばらくは気にしていましたが、クモが出てくる気配もないので、放置してありました。
容器を片付けようかと思って中を見たら、ヒメカマキリモドキが!

※追記2019.6.8 卵のうの主は当初はイナズマクサグモではないかと思っていましたが、おそらくクサグモです。タイトルと本文を訂正します。


容器で羽化していたヒメカマキリモドキの死骸。
すべて2019年5月31日に撮影。
ヒメカマキリモドキの死骸

角度を変えて。
ヒメカマキリモドキの死骸

まゆも一緒に。
ヒメカマキリモドキの死骸

ヒメカマキリモドキが入っていたまゆを拡大。
ヒメカマキリモドキのまゆ

ヒメカマキリモドキが、羽化の際に残した脱皮殻。
クサカゲロウの仲間は、蛹が歩いてまゆから出てきて、まゆの外で羽化するのだそうです。
ヒメカマキリモドキの脱皮殻



続いて、この卵のうを見つけた時の記録です。
すべて2019年4月4日に撮影。

牛舎の横にある生け垣に、棚網が続いていました。
4月上旬はコクサグモはまだこんなに育っていないはず。いろいろ考えた結果、クサグモだと思います。
クサグモがこんなにたくさんいるのを見たのは初めて。牛糞にハエがたくさん集まるせい?
生け垣に続く棚網

棚網には赤と黒の幼体がたくさんいました。
クサグモ幼体

別の個体ですがアップで。
クサグモ幼体

このクモは当初イナズマクサグモではないかと思い、Twitterでもそう書きましたが、クサグモに訂正します。

根拠は、幼体が赤と黒であること。(イナズマクサグモの幼体は黒いらしい)
棚網が生け垣の全体に散らばっていること。
(イナズマの網は地表が多い。ただし、生け垣の上に見かけることもある)

この幼体は、古い卵のうの隙間に隠れています。
古い卵のうと幼体

枯葉と糸の塊があちこちにありました。
枯葉の塊

上の塊を開くと、古い卵のうがあります。
枯葉の塊を開けると

こんな感じの古い卵のうがたくさん見つかりました。
古い卵のう

開けてみたもののほとんどが、外側の幕が破れていました。
中を見ると、子グモたちの脱皮殻。
古い卵のうと幼体の脱皮殻

これが、今回持ち帰った卵のうです。
この卵のうは外側の幕が破れていませんでした。
破れていない古い卵のう

外側の幕を破ってみると、白い糸の塊が。
赤い汁もついています。これは子グモを食べた跡だったのかもしれません。
卵のうを開いてみた

これをクモの卵のうだと思い込んで持ち帰ったのでした。
卵のうを開いてみた

よく考えてみれば、このタイプのクモの卵のうは、下に糸のベッドを作って、その後に卵塊を絞り出し、上から糸で覆いをするので、こんな風に丸くはならないはず。

ヒメカマキリモドキが自分自身を糸でくるんだからこんな風に丸く仕上がっているわけです。


大事なシーンを見逃してしまいました。
羽化には立ち会えなくても、せめて生きているうちに会いたかった。

それにしても、処分しようとした容器にヒメカマキリモドキの姿を見た時には、一瞬何が起きたのかわかりませんでした(^^ゞ

私自身がヒメカマキリモドキを捕まえたのは、今までで一度だけ。
その時のヒメカマキリモドキはほかの人に渡したので、自分の手元にはないはずなのに。

びっくりでした。



今回わかったことは…。

◆ヒメカマキリモドキの幼虫は、クサグモの卵も食べるらしい。
(今まで私が幼虫を見かけたのは、ユウレイグモとトリノフンダマシの卵のう。卵塊を見つけたのは、アリグモとウロコウロコアシナガグモの卵のうのそば。)

◆ヒメカマキリモドキは5月に羽化する個体もいる。
今まで夏の虫だと思っていました。

◆ヒメカマキリモドキは雑木林だけにいるわけではないらしい。
今回の場所は、畑に囲まれた牛舎の横。雑木林からは少し距離があります。

◆イナズマクサグモについて、私自身が勉強不足。
イナズマクサグモは、ネットではほとんど情報がありませんが、わが家の近所にはたくさんいます。
もう少しきちんと見に行って把握するべきだと反省しました。



<以前見たヒメカマキリモドキ関連>

ヒメカマキリモドキ カマキリみたいなハチみたいなカゲロウ 2017.8.18

カマキリモドキの卵 2018.7.8

卵のうを守るユウレイグモ 卵のグルーミングなど 2018.7.7

トリノフンダマシが出のう 2017.9.5






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ウメの木のアカホシテントウが羽化
  
近所の公園の梅林にいたアカホシテントウの羽化が始まりました。
(おもに5月31日、6月1日撮影)


ウメの木の細い枝にアカホシテントウの蛹が並び、羽化した成虫の姿も。
アカホシテントウの蛹

成虫と羽化最中のものがいます。残りはまだこれから。
出てきたばかりのアカホシテントウは、まだ翅が「アカホシ」ではありません。
アカホシテントウ羽化

ここのアカホシテントウは、細い枝に蛹が並び、羽化すると枝先や葉裏に移動。
赤丸が蛹、青丸は成虫たち。
アカホシテントウの蛹と成虫

今日は、成虫たちの小集団があちこちで見られました。
低い場所では見かけず、どれも望遠が必要な高い場所ばかりでした。
アカホシテントウの成虫

アカホシテントウの成虫

蛹と成虫たち。背景に写っているのがタマカタカイガラムシ。
アカホシテントウの幼虫と成虫はこのタマカタカイガラムシを捕食するらしいのですが、先週この虫に気がついたばかりの私には捕食シーンを見る機会がまだありません。
アカホシテントウの蛹

タマカタカイガラムシの死骸を拡大。(これは5月27日撮影)
タマカタカイガラムシの死骸とアカテントウの脱皮殻

 

少し前にウメの枝先で蛹の集団を見つけて、羽化を楽しみにしていました。

変わった形で、幼虫なのか蛹なのかよくわからないし、触っても動かない…。
幼虫が脱皮した殻の中で蛹化するそうです。
アカホシテントウの蛹

蛹を拡大。
アカホシテントウの蛹

羽化しそうな蛹を見つけました。
アカホシテントウの蛹

持って帰ることにしました。
アカホシテントウの羽化

顔が出てきた!
アカホシテントウの羽化

ひっくり返ったりぶら下がるセミの羽化よりは、リスクが低そうな姿勢。
アカホシテントウの羽化

お尻が出ると、くるりと向きを変えました。
アカホシテントウの羽化

何時間か放置しておいたら、光沢のある赤と黒の模様が。
アカホシテントウの成虫

こんにちは!(実際はこんばんは)
アカホシテントウの成虫



今までジョロウグモの観察を続けてきた梅林なのに、アカホシテントウがこれだけたくさんいるのに、今回初めて気がつきました。
高い位置に集まるから、下ばかり見ている私は見逃してしまっていたのでしょうか。



ウメの実がたくさんなっていました。
気のせいかもしれませんが、実なりのいい木には、アカホシテントウの集団はほとんど見つかりませんでした。
(ウメの木は10本くらい並んでいます)
ウメの木







タマカタカイガラムシの生態がよくわかりません。
おいおい観察していこうと思います。

※追記 20190602
もう一度見に行ってみたら、さらに羽化が進んでいました。
それでも、全部済むのはまだ先です。

翅がすっかり乾いた成虫は枝先に移動するようです。
アカホシテントウの羽化

翅がまだ黄色い個体は乾くまでその場で。
アカホシテントウの羽化

上の写真を拡大。
アカホシテントウの羽化

黄色いのはまだ出たばかり。
アカホシテントウの羽化アカホシテントウの羽化

上の写真を拡大。
アカホシテントウの羽化

今日は、タマカタカイガラムシの生きているのを探してきました。
その報告はまた別の記事でまとめようと思います。  ==== 追記はここまで



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蜜を飲むクモ アオオビハエトリとアリグモ
  
近所のアカメガシワの蜜腺でクモが蜜を吸っている姿を見かけました。


アカメガシワの蜜腺にはいろんなアリが集まります。
当ブログでもアリと捕食者との攻防戦を何度か取り上げてきました。

今回は、アリはほとんど来ていなくて、それでもアオオビハエトリは蜜腺から離れないので、様子を見てみました。
5月27日16時ごろ撮影。


蜜腺で蜜を飲むトビイロシワアリ。
蜜腺に集まるトビイロシワアリ

アリを狙ってクモたちも集まります。

アリを狙うアオオビハエトリ♂。
アオオビハエトリの青い帯。写真だときれいですが、肉眼で判別は老眼の私には難しい。
アリを狙うアオオビハエトリ

アリを狙うアリグモ♂。
こうして比べてみると、アリグモはアリには似ていませんね。
アリを狙うアリグモ


今回の本題。蜜を飲むクモたち。

蜜を飲んでいる様子のアオオビハエトリ。
蜜を飲むアオオビハエトリ

ちょこまかと動きながらも、何度も蜜腺に顔を突っ込んで触肢をふるわせています。
蜜を飲むアオオビハエトリ

万歳はアオオビハエトリの定番ポーズ。
万歳するアオオビハエトリ

近くにいたアリグモも、蜜腺の上でじっとしていました。
蜜を飲むアリグモ

アリグモは、動かずに、ただ覆いかぶさっているだけ。
蜜を飲むアリグモ


静止画では伝わりにくいので、動画を撮ってみました。






アオオビハエトリの方は、蜜腺に顔を突っ込んでいる時もちょこまか動いていますし、その後も手足のグルーミングをしています。

蜜を飲んでいるだけでなく、蜜の臭いを体につけてアリをおびき寄せているか、または、アリの警戒心をなくそうとしているのではないか…。
と、勝手に推測。

根拠はありません。個人意見です。





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カラスヨトウに寄生した蜂(2)
  
近所のシャリンバイの葉裏で見つけたつぶつぶをつけた芋虫の続きです。

前回の記事はこちら → 「カラスヨトウに寄生した蜂(1)」

芋虫がさなぎになって羽化しました。ヒメコバチの一種のようです。
(採取は5月13日、蛹化は16日、羽化は22日です。たぶん。)

芋虫がたくさん出てきますので、苦手な方は閲覧をお控えください。






■ 5月15日0時半
動きは遅くなったが、まだ糸を吐き出している。

糸に囲まれた宿主の幼虫。
糸に囲まれた幼虫

糸を拡大。
糸の様子


■ 5月15日8時
糸を吐き出す動きがほぼ止まった。

横から。宿主の芋虫の上には糸は全くかかっていない。
糸に囲まれた幼虫

糸を拡大。
糸の様子


■ 5月16日16時半
フンが目立つようになった。

糸の上にフンが見える。左側にフンが多いので、左側がお尻なのかな。
フンが目立ち始める

フンを拡大。寄生している芋虫が糸でよく見えなくなった。
フンの様子


■ 5月22日19時半
羽化しているのに気がついた。たぶんこの日の昼間に出たのでは?

羽化した小さい小さい寄生蜂たち。
寄生蜂が羽化

体格が違うので、オスとメスだと思う。
オスとメス

ほとんどの個体がオスとメスで近づいて、オスがメスに求愛中だった。
オスが求愛

宿主の芋虫。白い点々は羽化した時に出した胎便のようなもの?
寄生された芋虫


■ 5月29日23時
残ったものを分解してみました。

絶命した幼虫とさなぎの抜け殻。
残ったものを観察

糸はフェルトのようにしっかりと絡み合っていて、ピンセットで引き裂いてみた。
蜂の形をしたさなぎの殻。
糸に固定されたさなぎ

よく見えないので、フェルト状になった糸の塊を、宿主から剥がしてみた。
さなぎの抜け殻が芋虫の体に垂直な向きに整列している。糸は抜け殻の下にもある。
整列したさなぎ




宿主の下からはみ出して見えていた芋虫たちは、宿主に垂直な方向に一列に並んでいたということになります。

寄生蜂の芋虫はクモとは違って、口から糸を出していたと思います。

宿主の左右両方にほぼ均等に糸が引かれていたのは、寄生蜂が途中で向きを変えたのか、今となってはわかりません。

とりあえず言えることは、左右同じくらいのスピードで糸が増えていったということです。

フンが左側に集中していたということは、最終的には頭が右側で整列したということでしょうか。

いつもながら、わからないこと尽くし(^^ゞ


おちゃたてむしさんからいただいたコメント通り、「ウスマユコバチ」で検索すると、よく似た状況が紹介されています。

→ ヒメコバチ科の一種|明石・神戸の虫 ときどきプランクトン
この記事を拝見すると、寄生蜂の芋虫の頭はどちらか一方に決まっているわけではないようです。
寄生蜂が宿主の脱皮を阻止する、という不思議な性質も紹介されています。

→ ヒメコバチ科 Euplectrus sp. 繭づくり| ムシをデザインしたのはダレ?
寄生蜂の幼虫が糸を出す様子がよくわかります。

→ 寄生バチの幼虫の脱出|ご近所の小さな生き物たち
寄生蜂の幼虫が脱出してまゆを作る様子です。




生きものを見ていていつも思うことですが、こういう計画的で精密な作業を、誰に教えられることもなくきっちり仕上げるのは本当に不思議です。


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カラスヨトウに寄生した蜂(1)
 
近所のシャリンバイの葉裏につぶつぶをつけた芋虫がいました。
調べてみたところ、カラスヨトウ類の幼虫に寄生するコマユバチ類のようです。


持ち帰って、寄生蜂と宿主の様子を観察してみました。
(採取は5月13日)

芋虫がたくさん出てきますので、苦手な方は閲覧をお控えください。










■ 5月13日17時
公園のシャリンバイの葉裏にいた芋虫。
後で調べてわかりましたが、カラスヨトウ類の芋虫からコマユバチ類の芋虫がでてきたところのようです。

※追記 コマユバチではなく、ヒメコバチの仲間のようですね(^^ゞ
    そらさん、おちゃたてむしさん、コメントありがとうございます。 --- 追記ここまで


シャリンバイにいた芋虫

この時点では芋虫はほとんど動きませんでした。
「きれいなつぶつぶだな」というのが第一印象。
マクロで撮って初めて芋虫だとわかりました。宿主の背中にある黒い点は脱出孔。
芋虫についた芋虫


■ 同日20時45分
持ち帰って自宅で撮影。丸かった芋虫が尖ってきた。
寄生する芋虫

眼のようなものが見当たらないけれど、尖った方が頭?
寄生する芋虫


■ 5月14日8時30分
コマユバチの芋虫がばらばらに分散していた。
芋虫が分散

芋虫たちはよく動き、糸を出している。
芋虫が分散


■ 同日13時49分
宿主がぺちゃんこになっていた。芋虫たちは宿主の下へ。
芋虫が下へ

糸がずいぶん増えた。芋虫たちは相変わらずよく動く。
芋虫が下へ


■ 同日19時49分
宿主が黒ずんできた。
宿主が黒くなる

宿主の下で芋虫たちが作った繭。
糸を張る芋虫

芋虫たちの動きは止まった。
糸を張る芋虫


■ 同日21時10分
宿主がさらに黒くなった。
宿主がさらに黒く

糸の量がさらに増えている。幼虫の動きは肉眼ではまったくわからない。動画にしてちょっとわかる程度。
糸を張る芋虫

芋虫たちを拡大。
糸を張る芋虫


成虫が羽化してきたらまた追記します。


おまけですが…。
ほかの雑木林で、最近同じような芋虫の亡骸を見かけました。
(5月12日12時ごろ撮影)
寄生された芋虫


この続きはこちらです。

→ 「カラスヨトウに寄生する蜂(2)」




<以前に見た寄生関連の記事>

毛虫に寄生したコマユバチの仲間(2017.4.22)

穴のあいた芋虫(2012.6.16)

テントウムシに寄生する蜂(2010.10.28)

アオスジアゲハ残念(2010.7.11)

寄生蜂いろいろ(2010.9.11)

ナラメリンゴフシから出た虫(2012.5.26)

オオミノガヤドリバエを襲うハリブトシリアゲアリ(2016.9.14)



※このブログの検索窓で「寄生」と入れていただくと、もっといろんな寄生の記事が見つかります。


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カレハヒメグモとユウレイグモの網にいたクモ
   
毎年のぞいている雑木林の手すりのクモ観察。
今の時期は、カレハヒメグモが卵のうを作り始め、ユウレイグモはメスがそこそこ育ってきたところです。


昨日のぞいてみたら、カレハヒメグモとユウレイグモの網に、ほかのクモが入り込んでいました。

これは、近所の雑木林の北側にある日当たりの悪い階段の手すりの下を観察したものです。
(5月8日18:30〜19:00撮影)


■■まずは網主の側。
カレハヒメグモとユウレイグモが多くて、ヒメグモ類も少々。


カレハヒメグモは卵のうを作る時期に入ったところ。

卵のうを守るカレハヒメグモ。
卵のうを守るカレハヒメグモ

ちょっと拡大。
卵のうを守るカレハヒメグモ

上の母グモを拡大。お腹は膨らんでいて、お尻にダニがついています。
卵のうを守るカレハヒメグモ

こちらは芋虫を捕食中のカレハヒメグモ。
これは成体になって間もないのか、不規則網がほかの個体よりも貧弱でした。
捕食中のカレハヒメグモ

こちらはダニだらけのカレハヒメグモ。
つついても動きませんでした。そばに卵のうが2つ作ってありました。
ダニがついたカレハヒメグモ

ほとんどのカレハヒメグモが卵のう1つを守っていました。
カレハヒメグモは今まで見てきたところ卵のうを4〜5個作るので、まだまだこれからです。


次に多かったのがユウレイグモの網。

ユウレイグモはまだ繁殖期前でした。

捕食中のユウレイグモ♂(亜成体?)。
捕食中のユウレイグモ♂

上の♂がいた網。
ユウレイグモがいた網

メスのまだ若い(亜成体?)個体がいくつか見つかりました。
ユウレイグモ


ほかにはオオヒメグモらしき網が少しありました。

網の真ん中で捕食中だったヒメグモSP。
捕食中のヒメグモ科♂


■■次に、ほかのクモの網に入り込んでいたクモたち。
カレハヒメグモやユウレイグモの不規則網に入り込んで、獲物を盗んだり、網主自身を狙うクモ。


ヤリグモspの♂。
ヤリグモsp

ヤリグモがいたのはこんな網。
この網は網主が見つかりませんでした。すでにヤリグモに襲われた後?
ヤリグモspがいた網

フタオイソウロウグモはあちこちで見つかりました。

網の真ん中に居座るフタオイソウロウグモ♂(亜成体?)。
フタオイソウロウグモ♂

上の♂がいた網をゆすったら、小さいクモが逃げました。
これって、オオヒメグモの幼体かな。
フタオイソウロウグモがいた網

ほかのクモの網に入り込んでいるフタオイソウロウグモ幼体。
網を揺らすと動くからわかるだけで、まだ肉眼では確認できないほどの大きさでした。
フタオイソウロウグモ幼体

こちらもフタオイソウロウグモ幼体。
小さすぎるので容器に入れて撮影。大きくなるのはまだまだこれからのようです。
フタオイソウロウグモ幼体


以前の同じ場所での観察

「カレハヒメグモをめぐる攻防戦」(2018.7.7)

「カレハヒメグモ」(2016.5.13)

「卵のうを守るユウレイグモ 卵のグルーミングなど」(2018.7.7)


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- | 23:36 | comments(0) | - | pookmark
コクサグモの卵のう
  
いつもの池の柵でクモの卵のうを見つけたので、記録として残しておきます。
2019.3.8.17:30撮影。

柵に張りついたクモの卵のう。
ジョロウグモやサツマノミダマシなどの卵のうよりも糸が細くて密な感じ。
コクサグモの卵のう

覆いを開けてみると、中に子グモが。
コクサグモの幼体のようです。
コクサグモの幼体

さらに開くと、奥にいっぱい。
コクサグモの幼体
コクサグモの幼体
コクサグモの幼体


このクモはコクサグモの幼体だと思うのですが…。

似た感じのクモとして、クサグモとイナヅマクサグモがあります。

クサグモは卵のうの形が多面体だから、これでないことは確実。

イナヅマクサグモは春には成体になっているので、私自身は早春の幼体を見たことがないのですが、3月にこんなに小さくては5月の産卵に間に合わない気がします。(イナヅマクサはコクサよりも産卵が早い)
ということは、イナヅマクサグモは秋に分散して幼体で越冬しているのかな?


池の柵を見ていくと、徒歩10歩圏内ぐらいに同じような卵のうが5個もありました。
コクサグモの卵のうは、普段は茂みの中に作られるようで、一度にたくさん見たことはありません。
ここは隠すものがないから丸見えということのようです。
コクサグモの卵のう

こんな柵の隙間に卵のうが作ってありました。
池の柵

この池の夏の様子を知りませんが、コクサグモは散策路の外側の茂み(写真右奥)で網を張り、産卵のために柵に来たのでしょうか。この柵で棚網を張るのは難しそうです。


おまけですが…。
そばにいたマエアカスカシノメイガ。
これは真冬以外はずっと活動するようで、家の門灯でもよく見かけます。
マエアカスカシノメイガ

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春を探して_網を張るクモたち
  
今日は予報では雨だったので、近場で春探しをしてきました。

実際には雨は降らず。
裏の雑木林で、2019.3.19.正午前後に撮影。


目を凝らして探したら、極小サイズのクモたちが網を張っているのが見つかりました。

どのクモも幼体で小さく(2ミリ程度)、さらに網にいて風に揺れているので、全部ピンボケ写真です(^^ゞ

獲物を抱えてこしきに鎮座するゴミグモ。
ゴミグモは春先に出てくるイメージですが、まだこれしか見つかりませんでした。
ゴミグモ

雑木林の暗い林道にいたギンメッキゴミグモ。
ギンメッキゴミグモ

これはヤマゴミグモではないかと思います。
この雑木林は山と言うほどの山ではありませんが、夏になるとこのクモが増えます。
ヤマゴミグモ?

この雑木林には普段の夏だとギンナガゴミグモも見られますが、そちらは今回は見つかりませんでした。

枯れ枝に小さな水平円網がたくさん。
シロカネグモの仲間の幼体だと思います。造網中のものもいました。
シロカネグモの仲間

仰向けで背中が見えないので、ひとつプラ容器に入れてみました。
シロカネグモの仲間

これはムネグロサラグモ? 似たクモがいろいろいるので自信なし。
サラグモの仲間

ヤマシロオニグモ。
ヤマシロオニグモ?

小さな円網を張って、そばの住居に隠れていたアオオニグモ。
1メートル以上橋糸を伸ばし、そこそこ大きな網でした。とはいっても最盛期よりは小さめ。
アオオニグモ

アオオニグモ、お顔拝見。
アオオニグモ

木の幹と小枝に渡した不規則網。
張ったばかりの感じでしたが、クサグモの網? まだ出のう前だろうから、別のクモ?
クモの網


クモはここまで。あとは虫を少し…。

シャリンバイにいたナシミドリオオアブラムシと卵。
ナシミドリオオアブラムシ

ナシミドリオオアブラムシ活動中。この下の葉は甘露で濡れていました。
ナシミドリオオアブラムシ

ナシミドリオオアブラムシの越冬卵。
隣りにすでに孵化した後と思われるカラもありました。
ナシミドリオオアブラムシの卵

今年の初アゲハ。
ヒュウガミズキの植栽にナミアゲハが吸蜜に来ていました。
このヒュウガミズキが咲いているところ、初めて見ました。ずっと名前が気になっていた木。
いつも思いますが、春型のアゲハは一瞬モンシロチョウかと感じます。
ナミアゲハ

ぴかぴかできれいだったのでたくさん連写。
ナミアゲハ

ナミアゲハ

ナミアゲハ


おまけ。

ヒサカキの花が満開でした。
下からマクロで撮ると、結構きれいな花ですね。
ヒサカキの花

こちらのヒサカキは咲き始めなのか、まだ緑。
ヒサカキの花

切り株に生えた苔の胞子がきれいでした。
コケ


今日は、隣の茂みでウグイスの下手なさえずりが聞こえました。
いつの間にかツグミもヒタキ類も見かけなくなりました。


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越冬から覚めたアシナガグモの集団
  
いつもの池の柵にアシナガグモの集団がいました。
越冬から覚めて活動を始めたようです。

2月18日撮影。

昨日は暖かい陽気だったので、柵にクモたちが出てきていました。
その中でも気になったのが、一か所だけにたくさんいたアシナガグモ。


まず、アシナガグモたちの様子です。

バルーニングの姿勢をしていたトガリアシナガグモ。
ほかにもこういう姿勢のがいくつかいました。
トガリアシナガグモ

柵に何本も糸が渡してあって、大小のアシナガグモたちがぶら下がったり歩いたり。
糸にぶら下がるアシガナグモの仲間

数が多いので、移動しているクモ同士の接触も。
アシナガグモ同士が接触

仰向けにぶら下がっているのが多い中、お顔拝見。
アシナガグモ。
アシナガグモ

こちらは黒っぽいアシナガグモ。
黒っぽいアシナガグモ

トガリアシナガグモ。
トガリアシナガグモ

糸にぶら下がり糸くずを持っていた小さなアシナガグモ。
表から見ていないので、脚が縞々だからメガネドヨウグモなのかもしれません。
これって、もしかして糸を食べていた?
アシナガグモの仲間

糸にぶら下がるお腹大きめのアシナガグモ。
糸にぶら下がるあしなが雲

こちらはスレンダーで銅長め。
糸にぶら下がるアシナガグモ

お尻をあげていたアシナガグモ。
バルーニング体勢のところを撮りたかったのですが、カメラを向けるとお尻を下げてしまいます。
お尻をあげていたアシナガグモ

クモたちがいた柵。
1本の支柱ごとにアシナガグモが入り乱れていました。
クモがいた柵

背中から見て確認したのはほとんどがアシナガグモ幼体で、トガリアシナガグモ幼体が少し。
大きさはさまざま。

アシナガグモたちがたくさん見られたのは、池の半周を歩いた中でここだけでした。



■■これは、どういう場面だったのでしょうか。

体が大きなクモたちが先に覚醒して糸をたくさん出したところに、小さいクモたちがぶら下がっていたの?

アシナガグモは活動期には夕方から円網を張りますが、円網は一つもありませんでした。
私が帰った後、暗くなってから張ったということなのでしょうか?

夕方同じ場所を通りましたが、小さいクモたちは相変わらず糸にぶら下がっていましたが、大きなクモたちの姿が見当たりませんでした。
(大きいといっても、幼体なのでそこそこ小さいですが…)

大きいのたちはバルーニングして新天地を目指したのでしょうか。

鳥見の方に気をとられて最後まで見届けなかったのが残念です。



同じ場所で、ほかのクモも見つかりました。

これはヤハズハエトリのオスとメスではないかと思いますが、幼体なので自信なし。
オスクロハエトリなのかもしれません。
ハエトリ
ハエトリ
ハエトリ

これは、同じ柵の上にいましたが、私には同定不能(^^ゞ
不明クモ



池のほかの場所では、円網にいるアシナガグモが見られました。

網の横で捕食中だったアシナガグモ。
15時13分時点で小さめの円網が完成していました。
捕食中のアシナガグモ

何を食べているのか? わかりません。
捕食中のアシナガグモ

柵の下に張った網に、ユスリカのような虫がたくさんかかっていました。16時撮影。
クモの網にかかった虫



重たい腰を上げて一昨日やっと越冬グモ探しを始めたら、もう覚醒するクモが出てきてしまいました。

今年は去年と比べて暖かい冬だった気がしますが、このまま春がきてしまうのでしょうか。



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池の柵で越冬中のクモ探し
  
いつもの池でのクモ探し、最後は池の柵にいたクモたちです。

2月17日撮影。



柵のくぼみにあったクモの住居を小枝でめくっていったら、よくわからないクモが出てきました。

アメイロハエトリ? アリグモ? タイリクアリグモ?
光沢があるからアリグモではなさそうだし、丸みがあるからヤサアリグモでもない…。
アメイロハエトリ?

触肢がわかりにくいのでもう1枚。
ハエトリ?

これも同じように住居に隠れていましたが、色合いが違います。
これは光沢があるけれど、アリグモなのかも?
アリグモって普通種なのに、幼体は変異が大きいので悩みます。
アリグモ?

上のハエトリたちが隠れていたのはこんな柵。
池の柵

樹脂でできた支柱のくぼみにクモの住居が数えきれないほどありました。
指では剥がせないくらいの小さいものばかり。
クモの住居

これも同じように隠れていたクモですが、なにハエトリなんでしょう?
ヤサアリグモの幼体?
ハエトリ?

同じようなのがもう一つ見つかりました。
ハエトリ?

きりがないので多くは剥がしませんでしたが、剥がした中の半分以上に住人がいました。



同じ柵にあった違う形のクモの創作物。幕の境界がはっきりしています。
おそらくネコハグモの卵のうではないかと思います。
ネコハグモ?

めくってみたら、子グモが少し隠れていました。
ネコハグモ?



柵の横棒のつけ根にあったクモの卵のう。
オレンジ色の卵が透けて見えました。水辺だし、ナカムラオニグモの卵のうではないかと思います。
ナカムラオニグモの卵のう?



柵の横棒の裏にあった卵のうの跡。
これは、カレハヒメグモが出のうした跡ではないかと思います。(たぶん)
カレハヒメグモの卵のう?



クモの住居が無数にあったので何の気なしにめくってみましたが、なんだかよくわからないものが…。
ただのアリグモ? それともアメイロハエトリ?

ご存知の方がいらっしゃいましたが、教えていただけるとうれしいです。


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